主従【続き】 ページ20
※Aちゃん目線
※お二人より短い
【轟焦凍】
｢……A？｣
バレてませんよね……？
おっと申し遅れました！
私は海帝A、海帝城のお姫様です。
羨ましい？羨ましいでしょう？
まあ……おふざけはこれまでにしますか。
私は今、お気に入りの花畑に行こうとしています。ですが、轟君……私の専属執事が追いかけてきたんですよ。
今は隠れてるので見つかっていませんが……見つかったらあの花畑に行けないんです！
今は茂みに隠れてやり過ごしてますけど、ここに来るのも時間の問題。移動しましょう。
こっそり……こっそりと。
｢ん？｣
と思っていたら、草を踏む音で轟くんに見つかりました。
よし、走ります。
｢！？……待て！｣
気がついた轟くんは私の方へと全力で走ってくるんですが……早っ！轟君早くないですか！？
『ちょ！早くないですかぁ！？』
｢そりゃあAが毎回逃げるから城の皆は足を早くする訓練してるんだよ。捕まえる為に｣
父さん！！
『ならば……』
｢！？｣
私は近くにある蔦を掴み
『ていっ！！！』
真顔で飛ぶ。
｢ターザンかよ……｣と聞こえたが無視無視。
よし、花畑行くぞ！
｢……｣
花畑についた！！
『やはり此処は落ち着きます』
私は花畑に座って風を浴びるのが大好きなんです。だから抜け出してでもここへ来るんですよねえ。
そう日向ぼっこを楽しんでいると、背中に温かい感触。
『ぇあ？』
｢捕まえた｣
『……え！？いつの間に！？』
｢ずっと後ろからついてきてたぞ｣
『なぜ……足音すらしなかった……』
｢そういうのも捕まえる為に訓練をしたんだ｣
『サラッととんでもない事してるね！？』
｢さて……帰るぞ、姫様｣
『……うー、分かりましたよぉ』
轟君は座ってる私に手を伸ばして立たせてくれた。
｢
『ん？轟君、なんて言いましたか？』
｢なんでもない｣
城
『父さん』
｢ん？｣
『なんで私を捕まえるための訓練を兵の皆にしてるの？』
｢訓練……なんの事だ？私はそんな事していないぞ｣
『えっ』
……じゃあ轟君、なんで嘘ついたの？
ーーーーーーーーーー
リクエストありがとうございました！
元は【夢主が、お嬢様でキャラが執事な主従パロネタで、脱走したお嬢様夢主をキャラ執事が捜索・確保したら？】です！
もう色んな意味でごめんなさい！
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夢桜(プロフ) - ria riasさん» コメントありがとうございます！黒霧はどうしてもお母さんが似合っちゃいますね。 (2022年1月13日 21時) (
レス) id: 505f8e7c76 (このIDを非表示/違反報告)
夢桜(プロフ) - ミラージュさん» コメントありがとうございます！このお話は完結いたしましたので、リクエストは募集しておりません。リクエストを頂いた手前、すみません。 (2022年1月13日 21時) (レス) id: 505f8e7c76 (このIDを非表示/違反報告)
ミラージュ - 夢桜さん» 主人公が亡くなったのストーリー、お願いします (2022年1月12日 23時) (レス) id: d117aee842 (このIDを非表示/違反報告)
ミラージュ - 主人公が亡くなったのストーリー、お願いできますか？ (2021年12月30日 15時) (レス) @page36 id: d117aee842 (このIDを非表示/違反報告)
ria rias(プロフ) - 幼児化の弔編、黒霧さんがパンケーキ焼いているところ想像して黒霧お母さん！って言ってしまった (2021年6月15日 23時) (レス) id: fde7616ba5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢桜 | 作成日時：2019年11月18日 23時
