サングラスさんと同居することに……絶対にみとめない (ページ3)

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30話(第１回目シリアスモードに入ります) ページ3

私は松田さんが帰ってくるまで起きていることにした

……結果
夜中の1時じゃんか
これ今日はおそいぞなんつー時間まで事件が起きているんだ

ーガチャ

あ、帰ってきた

私『おかえり、松田さん』
松田さんはしばし固まっていた
松「なんでおきてんだ？」
まぁ、そうなるよね普通は寝てる時間だから

私『松田さんに聞きたいことがあったから』
ほんとはずっと聞こうとしてた
考えたくなかっただけで
松「なんだ？」
どんなに残酷なことでも私は聞かなきゃ駄目だと思う

私『お母さんって殺されたんでしょ？犯人捕まったの？』
松「お前がそれを知ってどーすんだ」
どうするんだろ
自分でもわかってないなぁ
そもそも考えてもみなかった

私『さぁ決めてない』
復讐なんてものはしないよ
そんなもの、くだらないからね

松田さんはため息をついて言う
松「言っとくが俺は知らないからな犯人とか」
え、嘘でしょ？
刑事なんでしょだったら知ってるもんじゃないの？

私『教えてくれないだけ？ホントのこと言ってよ』
私はただ気になるだけなんだから
松「知らないっつてんだろうるさい」

私はよくわからないけどしばらくかたまっていた
なんだろう……この感じ
前もあった？そんなことなかったと思うけど

私『ねぇ、私の知り合いにあんたに似た人でもいる？』

こんなことがあった気がする
雰囲気はこんな感じで暴言をはかれた
気のせい、だろうけど

松「お前の知り合いなんて知らねーよ」
ま、そうだよね
いいやどうせ気のせいなんだから

私『それよりホントにしらないわけ？』
松「担当外なんでな」
私『担当外でも聞いたりすることあるでしよ？』
少しだけでもいいから聞きたい
犯人が誰かも全然わかってないとかでいいから
じゃないと私が報われない

でも松田さんからでてきた言葉は最悪だった
松「しつこいんだよお前お前が知ってなんかかわんのか？たかが女子高生にできんのか」

フッざけんな
知ってなにかできる？できないでしょうね
でもさ、口を開いたら暴言しか出ない刑事になにができるんだっつーの！

私『気になったから聞いただけそれなのにどうしてこんなに文句を言ってくんの？
あんたは私のことを全てしってる訳じゃないでしょなのにできないとか勝手に決めつけて』

何なのあの人！
ホントーに腹が立つんですけど！
なんで私はあいつと過ごしてんの
私は顔を会わせたくないので部屋にこもることにした

松田さんはいい人ですので安心してください