久しぶりの会話 ページ7
お風呂から上がったので気になったことを聞いてみた
私『諸伏さんは引かなかったんですか?
その、男の人に……』
引くと思ってたのに
少し驚いただけで私を家にいれてくれた
なんでなの?ヒーロー君
諸「驚いただけかな そうじゃないと生活できないぐらい辛かったんだろ?」
そっか
ヒーロー君は良くできた人だね
なら、私の嘘はどう思うのだろう
私『……たとえばですよ?たとえばあなたの大切な人が私のせいで死んだとしたらどうします?』
ヒーロー君は少しの時間かんがえていた
そこまで考えなくてもいいんだけど……
率直に思ったことを言ってもらえれば
あれだよ?許さないとか言っても想定してた事だから言ったって構わないよ
諸「なんで死んだかによるかな 例えば君を助けるために死んだなら君を恨むなんて事はしない」
ヒーロー君の両親は私をかばった訳じゃないからな
そもそもヒーロー君の両親と関わりはないし
とりあえず私の事は許さないんだろうな
諸「でも君がオレの大切な人を傷つけるなら許さないと思う けど何か理由があったなら知りたいかな」
ほら
許さないんだってさ
ヒーロー君から見たら、私は……犯罪者なんだよね
理由があるなら……ね
なんで私はヒーロー君に言えなかったんだろう
理由を答えてと言われてもわからない
私『答えていただき、ありがとうございます』
諸「オレの答えが役に立つかはわからないけどね」
役に立ったよ、
やっぱりでていかなきゃいけないなと思った
明日の天気が晴れならでていこう
雨だったら……もう一泊させてもらうね?ごめん
あ、なんか空気が重い……
なんか話代えておくほうがいいかな
私『諸伏さんはあだ名とかあるんですか?』
諸「あだ名?」
あーっと……これぐらいしか思い付かなかったんだよね
もうかったんだけど
諸「あるよ 親友からにはヒロって呼ばれてた」
ヒロか
'ひろみつ'だからか
ヒーロー君てあだ名もそれでとったから似たようなものだね
諸「あと、さっき君がいったヒーロー君
これも小さい頃呼ばれてたな なつかしい
そのあだ名呼んでいたこ今何してるんだろう 」
あなたの目の前にいていろんな方の家を転々としていますよ
あ、そうだ
私『諸伏さん ヒーローさんて呼んでもいいですか?」
諸「かまわないけど」
私、君の事ヒーローって呼ぶの結構気に入っているんだよ
だってヒーローの事はヒーローって呼びたいもん
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作者名:そこらにいるオタク | 作成日時:2021年9月5日 16時