Sœur bien-aimée (ページ39)

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東京五輪に向けてページ39

ママA〜お願いあるだけど
A何?
ママ優梨奈達と一緒に暮すことできる?
Aなんで?
ママお父さんの出張が終るから、日本に帰国するんだけど、あの子達がアメリカに残るって聞かなくて
Aあ〜なるほど
ママ無理だったらいいのよ。無理矢理にでも連れて帰るから
A直接話したい。なんで残りたいかを知りたい
ママいいわ

ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

『ママ、ビデオ通話にして』

ママ「はいよ」

『4人とも聞くけど、なんでアメリカに残りたいの？』

美波「スポーツ全てレベルが高くて驚いたの。それで早く日本代表になって日本のために戦いたい！」

優梨奈「この国で全力でプレーしたい！それで早くお姉ちゃんとA代表で一緒に戦いたい！」

蒼汰「俺も兄さんと一緒に戦いたい！」

春輝「俺は早くプロになって姉ちゃん達と戦いたい！」

覚悟はそれなりにあるのね。よし決めた！

『いいよ。うち来て』

ママ「なんで？」

『4人ともそれ相応の覚悟があるから』

蒼汰「ほんと？」

『その代わりちゃんと自分のことをやるんだよ。ロスはシカゴと全く違うんだから』

「「「「はーい」」」」

ママ「じゃあ住所変更や転校の手続きとか色々やっとくね」

『ロスで待ってるよー』

「「「「バイバーイ」」」」

『ふぅ〜』

スパークスに入って約1年。今まで以上にとても濃いシーズンになった。日本代表でも、それなりに結果も出せたし。

この間、碧くんと滉くんがロスまで来てくれた。薫くんいなかったのは残念だけど。2人ともとても楽しそうだった。色んなところに連れてってあげて、見るもの全てに驚いてた。可愛かった。いつもAちゃん！って呼んでくれるからいつも甘やかしちゃう笑笑。

4人が来るにはこの家狭すぎだな。よし

『引っ越すか』←

こんな感じで引越しを決めました。

数ヶ月後

優梨奈「お姉ちゃーん！！」

『おーいらっしゃい』

優梨奈達がロスに来たのだ。今日はオフだったから、空港まで迎えに来た。にしても、4人ともデカッ！

『みんな、身長何センチ？』

優梨奈「176！」

美波「177」

春輝「187！」

蒼汰「190…」

『190？！』

蒼汰「うん」

いくらなんでも高すぎだろ。4人とも将来に期待できる。これからも伸びるだろうし。本当に日本の宝だよ。

『そんなことより早く家行くよ』

「「「「はーい」」」」