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『てか、報道陣連れてこないでよ』
俊輔「悪い悪い」
［どのようなご関係ですか！？］
俊輔「僕の可愛い可愛い姪っ子と甥っ子です」
双子「「やめて！」」
俊輔「今日は2人の晴れ舞台です。まだ高校生なので取材は以上で」
［そうとは言わず、何かコメントを！］
めんどくさい←この人達、しつこい！
『えっと...』
雄太「麗華、綾華、少し離れてな」
麗華「はーい。行こ」
綾華「うん」
俊輔「2人とも日本代表に選出されてますが、取材は慣れてません。これ以上この2人に負担をかけるなら、それ相応の対応をします」
［.....］
俊さんが言ってくれたお陰で、報道陣が帰っていった。
『俊さん、ありがとう」
俊輔「お易い御用。疲れてならく帰れ。陸達によろしく」
『うん。俊さんまたね』
雄太「バイバイ」
『あ！凜寧達に会ってない！』
雄太「また会えるだろ」
『今がいい！』
雄太「ワガママ言うな！」
『ケチー。じゃあ控え室まで抱っこかおんぶして』
雄太「へいへい」
雄太は私にはめちゃくちゃ甘い。弟達に対して違った優しさがある。小さい時も私が1人の時は必ず雄太がいた。結弦や大志と仲良くなれたのは雄太のお陰。そろそろ雄太離れしないといけない←
『ねぇ、雄太』
雄太「なんだ？」
『もし彼女出来たら私に紹介してね。見極めるから』
雄太「どうした？」
『雄太の彼女が変なやつに捕まらないように』
雄太「おう。ありがとうな」
『大貴くんのこと認めてくれてありがとう』
雄太「まぁあの人いい人だから大丈夫だと思った」
大貴くんは私の3つ上の彼氏。全日本合宿で仲良くなり、向こうの猛アタックにより付き合うことになった。大貴くんは本当に優しい。時々しか会えないけど、会える時は会うことにしている。
雄太「着いたぞ………寝てるし」←
||☆＼“(・_・。)ｺﾝｺﾝ
咲希「はーい。雄太か、Aは？」
雄太「爆睡」
咲希「そしたら、運ぶの手伝って。ミーティングとか諸々終わらしたから」
雄太「ほーい」
咲希「ねぇ、あんた達の叔父って中村俊輔？」
雄太「なんで！？」
咲希「さっき話してるの見た」
雄太「誰にも言うなよ」
咲希「分かってる」
雄太「A、着いたぞ」
『うぅ〜。雄太？』
雄太「おはよ。ホテルついた」
『ありがと』
雄太「俺も行くわ」
『バイバイ」
後日、学校行ったら質問攻めされました。私達の関係を報道したらしい。特に拓実から言われました。
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作者名：Mizzy | 作成日時：2024年1月18日 0時
