シャークシャークなあの子２【黒名蘭世】

夢主の好きな人を知ったときの反応 ページ4

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Aちゃんの好きな人を知った黒名君。
しかもその相手はクラスの中心的存在の人気者だった。
最初は脳が焼かれた様な衝撃を受けるけど、何を思ったのか自ら恋の相談役に名乗り上げる。




『話すときに目を合わせたいけど顔が見れないの…』




「なら、俺で練習しよう」




もちろんやけになっている訳ではない。まず自分が話しかけやすい男友達ポジとして昇格しようと奮起する。





『今度デートに誘いたいんだけど、どこがいいかな？』





「じゃあ次の日曜、下見に行くか。練習練習」




練習という名目でちゃっかりAちゃんとデートに行く。そしてなんやかんや普通に楽しむ。





「このキーホルダーお揃いで買わないか？」





上目遣いでお願いするこの男、持ってる武器は全て使う主義です。当然Aちゃんも断れず、おそろっちにしちゃう。これを境にンゼとお出かけする機会が急増する。




「もしかしてさ、Aちゃんって黒名と付き合ってる？」




思い人である男の子に話しかけられても、動揺せず目を合わせて話すことができるようになったけど、前のようなドキドキを感じなくなって困惑。





その場面に、たまたま偶然黒名君と鉢合わせちゃう。





『あ、黒名君…』




「おぉ本人登場じゃん、それで〜？お二人は付き合ってんの〜？」





「いや、付き合ってない」





ズバッと言い切られた言葉に納得したはずなのに、何故か胸がチクチクと痛み、驚きで混乱で感情が迷子になるAちゃん。





この瞬間をンゼは見逃さない！恐ろしく速い確認、オレでなきゃ見逃しちゃうね。






自分が好きなのは、人気者の彼じゃなくて、黒名君という事実に気がつくのはそう遠く未来。





このンゼの凄いとこは、Aちゃんを自分に惚れさせるのもそうなんだけど、周りへの牽制も忘れないとこ。これは恋愛巧者ですね。





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かい様リクエストありがとうございました。



黒名蘭世準二級検定では、
《Q.黒名蘭世といったら？配点:200点》という問題がほぼ必ず出ます。



尚、この場合の答えは
《意外とあざとい、純真無垢そうで計算高い、ちょっぴり腹黒で強か》の正答率が高いです。(正解するとは言ってない。なぜなら採点者によって変わるから)

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