幼馴染みには黒い翼がありました

wings13 ページ13

今日は、ジミンと2人でランチを食べに行く






毎週この曜日だけは、必ずジミンと食べに行く





いつもは明るくて楽しい雰囲気のランチだけど、今日ばかりは緊張してしまう






テテのことを、ジミンに話すからだ







昔、テテに「黙ってたら助けたくても助けられない」って怒られたことがあった






だから、大切な友達のジミンには話そうと思う







「ねえ、ジミン」




JM「ん〜？どーしたの〜？」




もぐもぐご飯を食べながら喋るジミン



「私の昔話、聞いてほしいんだよね…前にさ、いつか絶対言うって言ってたじゃん？」




JM「ほんとに？！嬉しい！！正直に話してくれたらいいからね？ゆっくり、焦らないで」







ジミンは、私が緊張しているのに気づいたみたいで、声をかけてくれた




どこまで出来た友達を持ったんだろう、私…




そして私は、話を始めた





途中、何度も泣きそうになったけど、一生懸命ジミンは聞いてくれた






ジミンには、感謝しかないよ……









JM「…………ねぇ、A」




「ん？」









JM「そのテテっていう人の名前って、キム・テヒョンだったりする……？」

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