ヒロインお前が悪女やってどうする

次の日 ページ47

貴方side


本格的にいじめが始まってきた中、なんと標的が1人増えました。
私は扉を開ける

するとゴミ箱の中身を投げてくる。
閉まってる方の扉側にいて良かった…そんなことを思いながら自分の席の方へいく。

｢これは酷い｣

隣の席ではズタズタにされてその上落書きされた机があった。
昨日のうちに何があったの？？
女子の嫉妬だよね…あれはもう。

女子の敵がヒロインで私の敵がどっちも？？

｢ふざけんな｣

自分のこともあるけどヒロインのこともある。
確かにヒロインは性格悪い、でも君達の前ではいいじゃん。

何が不満なの？生徒会に愛されてるから？
それだけ？

｢やっぱり女子の嫉妬が一番醜いわ｣

いや醜いのは喧嘩の方か。
私はそんなことを思いながら自分の席にいる人から距離をとる。

明日からは早く来なきゃ、7時入る前にこよ。
ひとらんさんの件もあって遅く来てたのに…

sb｢Aやん、おはよう｣

聞こえないフリしたいが話しかける人もいないしなんならクラスメイトは私を探している。
その上さばぴーさんを睨んでいる。

｢すみませーん、そこにいると邪魔なので退いてくれます？
幽霊みたいなやつが座ってたらこまるんですが｣

そう言う男子。

｢逆にいいんじゃない？｣

｢いやいやでも…名前呼んでた気がするし｣

真面目に名前覚えろよ。
クラスメイト、せめて標的の名前ぐらいは覚えて？？
覚える気ないならいじめないで？？

sb｢すみません｣

はそう言さばぴーさんだが退く気はないようで…。

sb｢そもそもいじめって犯罪の筈なんやけどなぁ｣

そう言うとここのクラスメイトは喧嘩早いのかさばぴーさんの髪を掴む。

｢は？｣

私はその光景を見たとき素で｢は？｣と声をこぼした。
そのまま鞄を床に置きそしてその男子の後ろ髪を思いっきり掴んで引っ張る。

｢すみません、邪魔なので退いてくれますか？｣

｢そもそも他クラスに手出すとか…いやいじめる自体可笑しいんですけどね？｣

そう言って嘲笑う。
すると皆驚いた顔をする。

｢なんです？今更私が見えたんですか？
それは良かったですね｣

ニコニコした笑顔でそう言ってやった。
すると数名の男子は耳を赤くしてそっぽを向く。

｢何顔赤らめてそっぽ向いてるんですか？
なに照れてるんです？顔がいいから照れるって相当な面食いですね｣

自信過剰見たくならないようにそういった。
様子的には惚れてるの方が正しいのだが

ヒロインちゃん→←彼という存在

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