四十二話 ページ44
貴方side
｢空気重すぎません？｣
そう言うとロボロさんが｢えっと、A…｣と不安げな声でそういった。
｢なんですか？｣
rb｢その女の子は結局救われたん？｣
｢どーでしょう？
もっと話す内容ありますがヒーローと会った後の事は、
仲のいい人、と言っても女の子を虐めてた男の子に罠に嵌められたらしいですよ｣
少し違うけど。
sn｢もしかしてやけど…それAちゃんだったりせん？｣
そう言われて少し目線を落としてしまった。
僕は愛想笑いで｢そんなわけないじゃないですか｣とそう言った。
os｢外交官の前では嘘ついても無駄やで。
まぁ今の行動で全員わかったけどな｣
｢軍人には勝てませんか…。
まぁそうですね、その女の子は僕ですよ｣
｢頼ることを忘れた哀れな人間です｣
多分今きっと目は死んでいて口角は少し上がっているんだろうな。
そんなことを思っていると視界に白い煙が上がりすると誰かに抱きしめられる。
ふわっと香る煙草の香り、コネシマさんかショッピくんかな。
推しに抱きしめられるとか…泣くぞ。
｢泣けばええやん、辛いなら吐き出せばええやん。
紙に書いて言うとかあったやん…なんで、そんなことも出来んの…？｣
自分を抱きしめた人物はシャオロンさんだった。
少し、いや大分驚いてしまった自分は少し間を開けた後平気な振りをして。
｢女の子は馬鹿ですから｣
とそうこたえた。
sha｢辛かったら自然と涙でるやろ｣
｢その子は人の前で泣きたくなかったので
泣くのを我慢してたら泣き方忘れたそうですよ｣
sha｢せめて甘えるとかあったやん｣
｢甘え方も、忘れた、そうですよ｣
段々と弱々しくなってく声。
両者の声が弱々しくなってくなか抱きしめられる力だけが強くなっていった。
｢女の子、久しぶりの…人肌人の体温、まともに感じたって…いってます｣
sha｢その女の子に伝えてや…。
吐き出してええんやで、誰も怒らん…五月蝿いとか言わんから｣
sha｢泣くだけなら頼るにならんで…。
それは頼るやなくて自然現象や…そう思えって｣
シャオロンさんって…いがいに、
ばか…なんだ、なぁ…。
心が痛くなってきた…。
ショッピのあれ…ノーカンと思ってるせいか…なんだろう、
この体温が…人の温もりがつらいなぁ…
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黒無(プロフ) - 初コメ失礼します。神作品を作ってくれてありがとうございます。僕も笑えないし、何もわかんなくなっていますけど、この作品を読んで励ましになっています。これからも頑張ってください。けど、無理はしないでください。 (2月12日 9時) (
レス) id: b5626f3054 (このIDを非表示/違反報告)
哀歌 - 神作品をありがとう！！！！（初コメですすいません）番外編とかないですか！？ (7月19日 20時) (レス) @page46 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
ソルト(プロフ) - もちもちネコネコさん» わかりました！続きのお話楽しみに待ってます！ (2021年8月15日 21時) (レス) id: 03e2260a7d (このIDを非表示/違反報告)
もちもちネコネコ(プロフ) - ソルトさん» コメントありがとうございます。 確かに2つありますね…まぁ、変えるのめんどくさいのでそのままにしてます（おいコラ） 意図的なものではないのでご安心下さい（？） (2021年8月15日 21時) (レス) id: 78702fa750 (このIDを非表示/違反報告)
ソルト(プロフ) - もちもちネコネコさん» すみません 私の見間違いなら本当に申し訳ないのですが、 三十四話 ２つあるように見えるのですが、何かの意図的なものがあるのでしょうか？ (2021年8月15日 20時) (レス) id: 03e2260a7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もちもちネコネコ | 作成日時：2020年11月18日 23時
