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辰哉side
蓮 「え!?辰哉くん疲れてるんだから座って!」
照 「ちゃんと辰哉の分もあるから。温めるから待っててね。」
俺の分の夕食まで用意してくれてるとは思ってもなくて本当にびっくり。
蓮 「このパスタ2人で作ったんだよ!?どう?」
「美味しい、、美味しい。兄ちゃん泣きそう、、」
照 「意味わかんないから早く食べて!(笑)片付けも俺がやるから辰哉はお風呂行ってね。」
ご飯を作っておいてくれただけでなく、片付けもやっておいてくれるっていう照。なんでこんな優しい子に育ったの?嬉しいよ。
「ごちそうさまでした!2人が俺のために作ってくれたご飯が何より美味しい!」
蓮 「ほんとっ!?」
俺が言うと嬉しそうに身を乗り出してくる蓮はたまらなく可愛い。
「じゃあ、お言葉に甘えてお風呂失礼するね。」
今日は2人に甘えようかなと思い、ご飯を食べてすぐにお風呂へ行く。
蓮 「照くん!敵いる!右!」
照 「まって、まって。やばい!蓮逃げて!」
ゲームをやっているのであろう2人の大きな声がお風呂場まで届く。やっぱり仲良く騒いでる方がいいね。
「出たよー。」
珍しく長風呂してリビングに戻るとさっきまでとは一変。めちゃめちゃ静か。
「ふふ、可愛いなぁ。」
思わず独り言が出ちゃう。ソファーには座って寝てる照とその照に膝枕をして寝ている蓮。思わず、スマホを取り出し写真を一枚撮る。
「仲良しな2人が俺は嬉しいよ」
そう言いながら2人の頭をそっと撫でる。喧嘩することもたまには大事だと思うけど、2人には笑っていてほしい。だって、笑ってる顔が一番だからね。
このお話個人的に喧嘩部分に自信がなく、突然非公開にすることがあるかもしれません(T-T)
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作者名:縺 | 作成日時:2021年1月24日 19時