キャプテン ページ23
照side
辰 「俺完全にキャプテン決めのこと忘れてた。」
「俺も。まじで蓮なのかな。」
顧問の先生が蓮たちの前に立ち、発表を始める。俺たちは後ろの方から見守ってる。
顧 「まず、副キャプテンは、向井。」
康 「！？俺っすか！？……え！？」
康二くん、あれだけ蓮のことを言っていたのに自分は選ばれると思っていなかったみたいでパニックになって、少し緊張した雰囲気だったのが一気に明るくなった。
顧 「その明るさで誰かが落ち込んでる時助けてやって。」
きっとそれは康二くんにしかできないもんな。
先 「康二！頼んだよ？」
康 「…ありがとうございます！頑張ります！！」
他のメンバーや周りの親御さんから拍手があがる。
顧 「じゃあ、キャプテンな。」
辰 「あーー、ドキドキするやばいわ俺。」
「なんで、辰哉がそんなに緊張してるんだよ(笑)」
顧 「…キャプテンは、深澤ね。」
蓮 「…………俺！？」
こちらも康二くん同様まさかの自分が選ばれると思ってもいなかった最高の反応。
康 「キャプテンは蓮しかいないでしょ。」
先 「お前になら任せられるよ。」
混乱している蓮に康二くんや先輩を筆頭にみんなが声をかけてくれている。それを聞いて泣きそうになってる蓮。学校ではクールですよっていつかに康二くんが言ってたから本当に嬉しいんだろうね。
蓮 「…っ…ありがとうございます…頑張ります！」
辰 「蓮の努力が報われた気がする。」
「ああ、ずっとサッカーではみんなを引っ張りたいって言ってたからね」
お父さんと辰哉の影響で2歳頃からボール蹴ってたからね。ゲームより何よりもサッカー優先で過ごしてきた蓮にとっては本当に嬉しいことだろう。
「蓮！キャプテンおめでとう！」
この時期に引退など現実的ではないこと多々あります^^;
完全にネタ切れなのでリクエスト等コメント欄に書いてくれた嬉しいです(＞_＜)
これからもよろしくお願い致します！
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作者名：縺 | 作成日時：2021年1月24日 19時
