平凡な日常 (ページ21)

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試合ページ21

照side

蓮「行ってきまーーす！後でね！」

「行ってらっしゃい！」

いつもより声の大きい蓮を送り出す。

辰「やる気すごいね。」

「ほんとに。勝てるといいけどなぁ。」

そう、今日は蓮のサッカーの試合。しかも、蓮の一個上の子達にとっては最後の試合だから、蓮は絶対に勝つ！ってやる気MAX。

辰「でも、俺は康二くんに聞いた話の方が心臓飛び出そうだよ。」

「俺も気になってさり気なく聞いたんだけど、分かんないよってあいつ気にも留めてなかったわ。」

辰「ははは！だよな。」

俺らが試合の勝敗より気になってるのは次のキャプテン決め。事の発端は、3日前。俺は蓮がアイス食べたいって言うから散歩のついでにコンビニに。

康「あ！照くん！お久しぶりです！」

「康二くん！久しぶりだね～。そうだ、明後日の試合見に行くよ。」

康「本当ですか！？頑張っちゃいますね！あ、その日次のキャプテン決めなんですよ。多分蓮ですよ！」

「そうなの！？あいつ何にも言ってなかったよ。」

康「自分が選ばれると思ってもないですよ(笑)」

「蓮らしいな(笑)」

で、この話を辰哉にもすると俺泣いちゃうかもって凄い嬉しそう。まぁ、まだ分からないんだけど(笑)

辰「もう行こ。カメラ持ってね！？」

「持った持った！」

試合もキャプテン決めも楽しみに2人で家を出る。