平凡な日常 (ページ18)

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辰哉side

スパイクの話をしてから1週間後。

「れーん？ちょっといい？」

蓮「んー？なに？？」

「はい、これ。」

蓮「え？なに！？今日なんか記念日だっけ？」

照「いいから開けてみ。」

蓮「うん、」

綺麗に包まれたラッピングを蓮が少し雑に開けていく。

蓮「……え？これって、コラボ商品の、」

「スパイクはやっぱり1つを大事にしてほしいな、俺たちは。だからそれ。気に入らなかったらごめんね。」

照と2人で考えた結果、他のコラボ商品も出てるらしいからそれを買ってあげようって。もし、蓮がコラボのスパイクじゃないから他の子になんか言われたりしたら話は別だけど、ね。

蓮「んーん！めちゃめちゃ嬉しい！タオルも毎日使うし練習行く時はこのTシャツ着ていくね！」

「そこまで喜んでくれると俺らも嬉しいわ。」

蓮「スパイクはこの前の大事に使う！」

「ありがとうね。」

周りから見ると、好きなもの買ってあげすぎって思われるかもしれないけど、ここまで喜んでくれて大切にしてくれると俺らまで嬉しくて笑顔になる。

蓮「どう！！にあってる！？」

照「めちゃめちゃいいじゃん。」

「紫が1番似合ってるよ。」

照「え、黄色の方が目立ってかっこいいよ。」

蓮「いや、黒でしょ！やっぱり！」

「まあ、俺の弟だから全部似合うに決まってるんだけどね。」

蓮「んはは！そうだね？(笑)」

「何で疑問系なんだよ！(笑)」

蓮「本当に全部嬉しい。2人ともありがとう。」

試合楽しみにしてるね。