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辰哉side
照 「……たつ…辰哉！」
気持ち良く寝ていたら俺の名前を呼ぶ声。いや違う、そうだ。
「れんっ！」
照 「ちょっ、起きるから静かに。」
俺寝ちゃってたのか。横を見ると息苦しそうな蓮。
蓮 「んん…たっちゃん……ひーくん…」
久しぶりの呼び方に俺も照も不謹慎だけど可愛いって思っちゃう。そっとおでこに手を当ててみると、さっきよりは下がったかな？
照 「蓮？お粥作ったから食べようか。」
蓮 「ちょっとだけ、」
照 「うん、食べられるだけでいいからね。」
照が作ってくれた美味しそうなお粥を俺が受け取る。
「はい、あーーん。」
蓮 「…自分で食べれる、」
「こんな時ぐらい甘えればいいの。ほらあーん？」
俺がしつこく口にスプーンを持っていくと開けられる小さな口。溢れないように上手に食べさせてあげる。
蓮 「ひーくん？…美味しい」
照 「ほんと？それは良かった。辰哉変わって。俺が食べさせる。」
食べれないって言ってた割には半分ぐらい食べてくれて安心。最後まで俺が食べさせたかったけど。
「もう一回寝よっか？いっぱい寝れば明日には下がるよきっと。」
照 「1人にしないから、ね。左手繋いでよ。」
「じゃあ、俺が右手ね。」
蓮 「…ありがと……起きるまで、いてね？」
「「もちろん。ずっと一緒にいるよ。」」
最近は甘えてくれても昔よりは少ないから、こんなに甘えてくれるのはすごい嬉しい。
早く元気になってね。
リクエストありがとうございました！
甘やかされるというより甘える感じが強くなってしまいすみません＞_＜
リクエスト凄く嬉しかったです。これからもよろしくお願い致します♪
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作者名：縺 | 作成日時：2021年1月24日 19時
