訪れる展開 ページ17
結局帰るのを渋った2人を父に説明したら、私に甘い父は全然許してくれた。甘やかし過ぎでは？？
sha｢お姫様のお父様優しい人やなー！｣
kn｢Aには甘いしな。俺も将来義父さんになる人には愛想よくせんとな｣
sha｢婚約者ってだけで浮かれとるのオモロイな｣
kn｢婚約者でもない奴の負け惜しみやな｣
ほぼ毎日の様な氷点下の言い合いにも慣れてしまった。慣れたらダメなのに。ちょっと面白いとか思ってないからね
os｢お嬢様！旦那様がお呼びやで！｣
一緒に行こか！とにこやかに手を引くオスマンに頷いて着いていく。勿論2人も着いてきたよ。気になってたみたいだし
os｢お嬢様が心優しい人で良かったですね、皇太子様、シャオロン様。本来なら部外者は関わる事すら許されないんですよ｣
kn｢俺は婚約者やぞ。将来旦那になる奴やから部外者ちゃうやろ。シャオロンと違って｣
sha｢はぁ！？俺はお姫様の大大大大親友ですぅ！！！｣
os｢口で言うのは簡単ですけどね｣
ねー！と語尾にハートが着いてそうな甘い声で私に同意を求めるオスマン。ほんとにこの子8歳？色気がすごい気がする
というかオスマン、2人と会話してたのに2人の方に全く見向きもしなくてちょっと面白かった。まぁオスマンは自分が一番私と仲がいいって思ってるとこあるからね。ちょっと可愛いとか思ってないから
そんな会話をしていたら、応接室に辿り着いた。オスマンや皇太子、シャオロン達と部屋に入る。応接室には父と多分、父の知り合いだろう男の人と、小さな男の子がいた。多分、歳は…5歳だな！！うん！！ショタだ！！
｢…！｣
男の子は私と目が合うと嬉しそうに瞳を輝かせた。男の子はちら、と知り合いの男の人に視線を寄越して、ひとつ頷きおずおずと私達に近付く
控えめに私の着ているドレスを引っ張り、上目遣いで舌っ足らずな声で私に声をかけた
｢＿＿＿＿おねえさま｣
｢えっ｣
kn｢はぁっ！！？？｣
sha｢おねえさま！？｣
os｢…は？｣
お姉様と呼ばれた事より、皇太子とシャオロンの驚いた声とオスマンの圧にビビった。
｢あの、どういう…？｣
｢あぁ。A嬢。初めましてになるね。私は君のお父さんの兄弟なんだ。そして、今君の近くにいる子は、君の弟になるショッピと言うんだ。仲良くしてやってくれないかな｣
穏やかな表情で私と弟というショッピを交互に見、｢その様子だとすぐ仲良くなれそうだね｣と微笑んだ男の人
うーーーん、どういうこと？？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 625人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
暁 - たはーッこれは？もしかしなくても？ヤンデレなのではァ！？ありがとうございます！！！！！ (8月7日 17時) (
レス) @page19 id: 1fc9dc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
海栗甘海老 - ( ,,`･ω･´)ﾝﾝﾝ？大好物のヤンデレ行っちゃう？⁇行っちゃう???てか天才的な閃きをした……！この作品神作品だから作者も神様なのでは…？ (2022年1月1日 6時) (レス) @page28 id: 92d4b2d08c (このIDを非表示/違反報告)
舞太郎 - すげえ素敵で、何か、綺麗なお話だ(語彙力はクソですので気にしないでくだせえ)なんか、裏があんのかな、？凄い考察しがいがありますね！天才ですか！更新頑張ってください！応援しますう！続きがきになるんごー！ (2021年11月2日 16時) (レス) @page22 id: 6f46ea7e84 (このIDを非表示/違反報告)
兎茅瑚(プロフ) - つゆさん» コメントありがとうございます！応援ありがとうございます〜！！考察出来るように日々更新頑張ります！！ (2021年10月24日 21時) (レス) id: 9fd4ac68bb (このIDを非表示/違反報告)
つゆ - おもしろそう、、、転生してきたのを本当は知っている、、？やばい、考察が止まらないです！！これからも楽しみにしてますね！頑張ってください！！ (2021年10月24日 13時) (レス) @page15 id: 5d979c15e9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
