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Twelve ページ12

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うちの学校は体育大会に応援合戦があって、
各団2年生、3年生から11人を選出する


私には無縁だと思っていた役職


なのになぜか私は援団に推薦されていた。





その理由は紛れもなく









「くそ平野、、、」







青団の担当教師である平野


担任を持っていない教師は適当に各団に振り分けられる



なんの縁なのか何故か私は青団で






「あんたさぁ、私のこと嫌いなの?

嫌がらせなの??????」




思いっきり詰め寄ったら







『いやいやごめん、ほんま、けどさ〜』




なんて謝る気が有るのか無いのか


また困ったように笑って




それから口ごもった。







「、、、なに?」





すると平野は







『俺、援団の顧問やからさ








雫々と一緒にしたかってん。

思い出作りたかったしさ』




なんて耳まで真っ赤にして呟くから


私今、鳩が豆鉄砲食らったみたいな顔してる、絶対。





そんなの、ずるくない?



心臓は走った後みたいに早く鼓動を打つ





それでも優太の存在は私の中に大きい。

優太がもう1度目の前に現れたなら、


平野のことなんか頭の隅に追いやってしまうんだろう






そんなこともう二度とないんだけど




.

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きな子(プロフ) - なぎささん» ありがとうございます!(><)更新頑張ります…! (2017年4月22日 20時) (レス) id: d1d8a217a8 (このIDを非表示/違反報告)
なぎさ - 面白くてハマっちゃいました!(笑)更新楽しみにしてます! (2017年4月16日 14時) (レス) id: bbf1916b32 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きな子 | 作成日時:2017年3月25日 10時

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