Eleven ページ11
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あの1件から、私と平野の距離は急激に近づいた。
相変わらず女子群には白い目で見られるけど
そんなある日
体育祭がやって来た
運動が割と得意な私は選抜リレーと二人三脚に出ることに。
めっちゃ走るやん
そう言ったのは平野
まぁ走ることしか取得ないから
ポソリとそう言うと
平野はまた、困ったように笑って
『世界史は得意やろ』
そう言って私の頭に手を乗せた。
優太みたいに長くないけど
しっかりしていて男の人らしい指、手
それでも思い出す彼の優しさや温もり
私は胸の高鳴りをそっと閉まって笑顔を作る
「さわんなって」
ちゃんと、笑えてたかな
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きな子(プロフ) - なぎささん» ありがとうございます!(><)更新頑張ります…! (2017年4月22日 20時) (レス) id: d1d8a217a8 (このIDを非表示/違反報告)
なぎさ - 面白くてハマっちゃいました!(笑)更新楽しみにしてます! (2017年4月16日 14時) (レス) id: bbf1916b32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きな子 | 作成日時:2017年3月25日 10時