Moe amour 【Fischer's】 (ページ3)

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急接近ページ3

え「あんた何してんのよ(ヒソヒソ」

『だって本物が目の前にいたんだよ！びっくりしてつい声が…』

え「先輩ってそんなに有名なの？」

『この大学だってのは知らなかったけど、でもあの人は正真正銘のシルクロードだよ。』

え「ん？シルクロード…？」

『えり知らないの！？今すっごい人気のYoutuberなんだよ！』

え「へぇ〜。私そういうの詳しくないから分からなかった。まぁでも、後で謝りに行きなよ？あんな大声出しちゃったんだし。」

『もちろんそのつもりです…』

絹張「それでは今日の講演会を終了します。ご静聴ありがとうございました。」

教頭「お前ら勉強になったろ。講演会のまとめは明日提出してもらう。絹張、今日はありがとな。」

絹張「いえ、こちらこそ！僕もいい勉強になりました。それでは！」

『あ、あの！』

絹張「君はさっきの…」

『先程は本当にすいませんでした！』

絹張「そんなに謝らなくても大丈夫だよ！実際俺はシルクだしw」

『でも…』

絹張「ほんとに大丈夫！あ、シルクって言ったってことは、もしかして、視聴者さん…？」

『はい！そうです！』

絹張「そっかそっか！実は俺、大学来るの久しぶりで。単位はとれてたから大丈夫なんだけど。多分、大学1年の時はまだこんな有名じゃなかったんだろうな。今日来たらすっげぇ騒がれちゃってw」

『そうなんですか！』

絹張「あーごめんね。急にこんな話しちゃって！」

『いえ、私は全然！』

絹張「名前聞いてもいいかな？」

『2年の西山Aです！』

絹張「Aちゃんね…。覚えておく！」