今日:2 hit、昨日:4 hit、合計:4,022 hit
小｜中｜大
♪協奏曲14 ページ19
僕はトロンボーンを出すと、昨日覚えたばかりの持ち方を教えてあげた。
ーそういえば僕が中学生のときは、優乃に教えてもらったなあ。
「それでー、左手がこうかな？あ、こうだ！」
「えっと、こう？」
「そうそう！トランペット似合ってる！」
そうか、吹奏楽部も優乃に誘ってもらったんだっけ。
「？…和田くん部活行かないの？」
「うん…いろいろあってやめたんだ…」
「そうなんだ。じゃあ吹部！おいでよ！」
それが彼女との出会いだった。
突如、パァーンという彼女の音が聞こえた。
僕はハッとして周りを見渡すと、しんとしていて、他の部員たちは彼女を見ていた。
彼女の音の余韻だけが残っているような気がした。
「めっちゃうまいね！ちょっと教えただけなのに。よーし！トロンボーン決定！」
と、森本さんが言った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
稜央(プロフ) - コメントありがとうございますヽ(；▽；)ノ嬉しいです！更新すごく遅いんですが頑張ります。お互い頑張りましょう！！ (2017年4月2日 16時) (
レス) id: 8161179c96 (このIDを非表示/違反報告)
水無月 湊歌(プロフ) - いいですね！更新頑張ってください！私金管ラブです！中学の時トロンボーンで今はホルンです！小説書くの大変で吹奏楽のオリジナルは難しいですけどお互いに頑張りましょうね！ (2017年3月2日 0時) (レス) id: 742fccfac7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：稜央 | 作成日時：2017年2月18日 21時
