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なんかやばい話してると思うんですけど、こちらもやばいです ページ45

伊地知さんが私達が入口に向かうのを見ると、帳を貼る。


「ん?…お!夜になってく!」

「帳だ。今回は住宅地が近いからな。外から俺達を隠す結界だ。」

「さすがの私も帳は知ってたよ悠仁。」

「すげぇな!」

「無知め。」


説明する恵。

すげぇ!と言う悠仁に野薔薇は冷たく言い放つ。

ははは、と苦笑いをこぼすしかない私。

同時に恵は玉犬を顕現する。


「呪いが近付いたらコイツが教えてくれる。」

「白〜!!やーもー可愛いっ!モフモフ!」

「おー!ヨスヨス!頼りにしてっからな!」


恵の合図で建物の敷地内へ入って行くが、恵の待て!と言う言葉に立ち止まる。

そこに広がっていたのは


「ど、どうなってんだこれ…?二階建ての寮の中だよな…?ここ…。」

「何これ!?とし〇えんでもこんなの無いよ!?」

「おっ、おっ、落ち着け、メゾネットよ。」

「違ぇよ。」


慌ててる私達に違うと諭す恵。

何かにハッと気付いたのか恵は急に後ろを振り返って扉は!?と叫んだ。


「ドアが無くなってる!?」

「なんで!?私達今ここから入ってきたわよね!?」

「もう出れないってこと!?」

「「「どうしよう!アッソレ!どうしよう!」」」


三人で踊り出すと大丈夫だと一言告げる恵。


「出入口の匂いならコイツが覚えている。」

「「「あらまぁ〜!」」」


感激のあまり悠仁はワシャワシャと撫で、野薔薇はありったけのジャーキーを持ってこいと言う。

私はのぶちんが興味深そうに先を見詰めているのに気が付いて、どうしたの?と話し掛けていた。


「此度の任務、少々厄介かもしれぬぞ。気を引き締めよ小娘。」

「…えっ?」


驚く私の声をかき消す様に恵の緊張感!という怒鳴り声。

私はのぶちんにどういう事?と聞いていると、いつの間にか先に進んでいた三人。

ヤバ!と思って、少し遅れて着いてった先には何か喧嘩をしたのか、お互いに胸倉を掴んでいる恵と悠仁が。

こんな時に何してんの!!と言おうとした瞬間野薔薇が出ていった。


「いい加減にしろォ!ッもぉ〜!アンタ達何やってんの!?バッカじゃないの!?少しは時と場所を弁えたらどうな」

「野薔薇!!」


私が声を出すより先に野薔薇が影に吸い込まれる。

伸ばした手は空を切った。


「釘…崎……?」


嘘でしょ野薔薇…?と見詰めていたら、恵が血相を変えて「虎杖!織田!逃げるぞ!」と叫ぶ。

恵がその後に言葉を続けようとしたその瞬間だった。

特級と思われるソイツが現れた。

特級と宿儺と私とのぶちん→←一年だけの任務…大丈夫ですかそれ…



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作者名:恋@眼鏡 | 作者ホームページ:http://sukinaharahasakuradeui  
作成日時:2021年11月7日 20時

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