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DKside


「?え、それが焼肉とどう繋がるんですか?」


思い返せば確かにセギさんはあの時少し変なことを言っていた気がする。

最後の作品だとか、悲しい思いをさせたくないだとか。

なんだかそんなような事を言っていた気がするんだ。

でもどうしても繋がると思えなくて。


「は?あいつら又セギと飯に行ってんの?まじかよ〜誘えよな〜。」


そう言ってぐでんぐでんとベッドの上に横になるハニヒョンを笑いながら起きてと軽く叩いていると

シュアヒョンの少し暗めのトーンになった声が鼓膜をかすかに揺らした。


「セギさん、距離の感覚掴めてなかったらしいんだよね。」

「…??」

「右手側に置いてあった箸、見えてなかったらしい。」


それを聞いた途端ガタッ、と起き上がるハニヒョン。


「見えてなかっただけじゃなくて本当に距離感が分かってなかったっぽいんだ。」

「おい、それって…。」


それ以上言うなとでも言いたいかのようにシュアヒョンに強めに言うハニヒョン。

でも、シュアヒョンの口は止まらない。


「多分、右目はほとんど見えてないと思う。」

「ジス!!!」


ハニヒョン、落ち着いて。

そう言ってそっと肩に手を乗せるけど止まらないハニヒョン。

そんな訳ないと言い出すハニヒョン。


「ーッ、最後ってそういう意味の最期かよアイツ!!!」

「え。」


心当たりあるの?と悲しそうな顔をするシュアヒョンを横目に思わずえっと声を出してしまった僕。

頭に手を添えながら不機嫌そうにドカッと座り直すハニヒョンの近くまでシュアヒョンがやって来て話をする。


「飯に行ったあの日、セギ(あいつ)は俺とドギョマに言ったんだよ。君らなら、私の最後で最大の作品を見届けてくれるだろうって。」

「その最後ってもしかして…!」

「やっと気付いたか?ソクミナ。そうだよあいつの言っていた最後は芸能界を引退するつもりの最後なんかじゃない。」

「…本当に、自分の終わりを意味する最期だったんだね?」

「多分な。」


ここまで言えばシュアでも分かるかと苦笑いを零すハニヒョン。

病名までは分からないにしろ、セギさんはきっと何か大きな病気を患ってしまったに違いない。

それも治らないほどの、何か。


「調べてみるか。」

「本気?」

「もちろん。」


ハニヒョンが、治る可能性があるなら治療受けてもらわねぇとだろ?ってニヤリと笑うから。

そうだねって僕も思わず笑った。

このまま死なす様な真似、させない。

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(プロフ) - 最高でした… (2月29日 6時) (レス) @page50 id: 9dcff58a0e (このIDを非表示/違反報告)
恋@眼鏡(プロフ) - jsmn579733371さん» ありがとうございます〜!顔が好みすぎてお亮さん拝借しました笑 (2020年4月12日 0時) (レス) id: a273382bf7 (このIDを非表示/違反報告)
jsmn579733371(プロフ) - 主演俳優枠が吉沢亮なのがツボすぎて! (2020年2月20日 2時) (レス) id: bc3a6c1f44 (このIDを非表示/違反報告)
恋@眼鏡(プロフ) - かとれあさん» コメントありがとうございます!そう言って頂けて嬉しい限りでございます泣 これからも頑張りますね! (2020年2月18日 21時) (レス) id: a273382bf7 (このIDを非表示/違反報告)
かとれあ(プロフ) - やさぐれ姉さん大好きです(*´˘`*) (2020年1月27日 5時) (レス) id: 3fa9c6cc95 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:恋@眼鏡 | 作者ホームページ:http://sukinaharahasakuradeui  
作成日時:2019年9月22日 8時

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