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SCside


「皆さんこんにちは!今日はわざわざお集まり頂きましてありがとうございます。」


そう声高らかに会場へ挨拶するのは、セギさん。

シルバーの背中をざっくりと開けたドレスに身を包んだ、金髪ショートの彼女。

挨拶の仕方もまるで別人。

それでも、今目の前で男と腕を組みながら立っているのは間違いなく俺らが知っているセギさんだ。

隣に立っている俳優さんもかなりのイケメンで、どことなくムンジュニに似ている気がしなくもない。

挨拶やインタビューが進む中、質問が中盤に指しかかろうとした時にバチッと目が合った気がした。

それも、セギさんと。

こっちを見ながら視線の中には驚きの色を隠せてないセギさんと、変装は完璧な筈なのにと気付いてくれた事を喜んでいる俺がいる。

途中、イケメンさんがセギさんに話し掛けて居るのを見てモヤッとしたのは無かったことにしよう。

ことが起こったのは、全てのステージが終わり退出時間となった時だった。


「あっという間でしたね。」

「もう少しAヌナ、見てたかったなー。」

「あの男ベタベタしやがって…一体誰に許可得てんだよ…。」

「どの立場でそれ言ってるの?誰目線?」


集団で来てるため会場を出るのは最後にしようと余韻に浸ってた時、ふと俺の視界を通り過ぎたボノニ。

どうした?と思いその姿を追うと、女の人の腕を掴むハンソルの姿があった。

何してるんだと声をかけようとした途端その人を連れて俺らのところにやってくるハンソル。

顔を伏せたままの女の人を不審に思いながら口を開こうとした瞬間だった。


「…久しぶりだな、お前ら。」


その声は、さっきまでマイク越しにステージから聞こえていた声とは少し違って。

少しハスキーな声。

それでも俺らにとっては耳馴染みのある声。

相変わらずVネックの黒いシャツにジーンズスタイルで女っ気は少しも無いが、それがまた彼女らしい。


「ッ…セギッ!」


小さな声で、でも確かにその名を呼んだ瞬間セギさんに抱き着いたのはミンギュ。

強く大事に抱き締めずっと会いたかったと、まるで遠距離彼女へ向けたような甘い声と言葉を発するキムミンギュ。

そんな彼を苦笑いしながら苦しそうに藻掻く彼女は変わらない。


「分かったから離せ。仮にも芸能人だろ?自覚を持て自覚を。」

「うっ…。」


ミンギュの腕から逃れたと思ったら今度は肩を掴まれるセギさん。

その相手はジョンハナで、流石のセギさんもゲッとした顔を浮かべていた。

・→←舞台挨拶(SVT)



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(プロフ) - 最高でした… (2月29日 6時) (レス) @page50 id: 9dcff58a0e (このIDを非表示/違反報告)
恋@眼鏡(プロフ) - jsmn579733371さん» ありがとうございます〜!顔が好みすぎてお亮さん拝借しました笑 (2020年4月12日 0時) (レス) id: a273382bf7 (このIDを非表示/違反報告)
jsmn579733371(プロフ) - 主演俳優枠が吉沢亮なのがツボすぎて! (2020年2月20日 2時) (レス) id: bc3a6c1f44 (このIDを非表示/違反報告)
恋@眼鏡(プロフ) - かとれあさん» コメントありがとうございます!そう言って頂けて嬉しい限りでございます泣 これからも頑張りますね! (2020年2月18日 21時) (レス) id: a273382bf7 (このIDを非表示/違反報告)
かとれあ(プロフ) - やさぐれ姉さん大好きです(*´˘`*) (2020年1月27日 5時) (レス) id: 3fa9c6cc95 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:恋@眼鏡 | 作者ホームページ:http://sukinaharahasakuradeui  
作成日時:2019年9月22日 8時

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