【黒バス】こんなはずじゃなかった【ハイキュー】

さんじゅうろくわ。 ページ37

「虹村さん！その傷どうしたの！？」

「えっ！？何があったの！？」


私が教室に入った途端、様々な女子から浴びせられる沢山の励ましの声(笑)

しかしその声も私を支えている月島君を見てピタッと止む。

あぁ、だから嫌だったんだよ。君と学校に来るのは。

ほら見てよ。女子のあの嫉妬に駆られた目を。鳥肌もんでしょ。

私はヘタレクションだからちびりそうだけど？


「君が僕を拒否った理由ってやっぱこれか。」

「テメェ、最初から分かってやがったな。確信犯め、死ね。」

「ヤダなぁ、そこまで言われる様な事じゃないデショ？」


私の中ではそのくらい重要だ。

女子の恨み！？怖いってもんじゃない！！もし、そんな生半可なものだったら寧ろ受けて立つわ！

嘘ですやめてください。


「月島君…その子…え、なんで？」


女子の1人が話しかけてくる。

頼むから誤解を招く様な事は絶対に言うな。

あれ、これもフラグじゃね？


「あー、この子ね。近所だしこの怪我だから送迎係になってあげた。」

「…やけに上からだな。」


思ったよりまともな返答ありがとう。

女子たちも納得したみたいだしね。


「てか早く席に着きなヨ。」

「うっせ、遅いからって押すんじゃね…うわわっ、コケる、コケッ！？」


ラストは鶏みたいな声を出しながら転びそうになった私を笑いながら前の席の女の子が支えてくれる。

ありがたや。

…*♪*…*♪*…
ヘタレクションって何だよ自分。書いてて思ったわ。何だよそれ。

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