【黒バス】こんなはずじゃなかった【ハイキュー】

にじゅうにわ。 ページ23

虹村side


「…おっせぇなぁ…」


連絡が来てたから帰ってきた、というよりかはAのマンションへお邪魔する。

コーヒーを勝手に淹れて飲んだり、俺の好きなシリーズの映画を1から観たりとかして時間は潰した。

もうする事もなくなったなぁと思った頃には5:00近く。

あれ？そんなに長い間映画を観てたのか、なんて。

にしては遅くねぇか？と思ったのはついさっき。

もう、青城を出てから2時間は立つ。

そんな急に入る様な用事ならすぐ終わる筈なのに。

嫌な胸騒ぎがした。

取り敢えず青城に戻ってみて、探そう。

試合を見に戻っているだけかもしれねぇ。

寧ろ、そっちのが良いんだけどよ。


「……いねぇな。」


何処にも居ない。

そしたら目の前に茶髪の髪なびいてる奴が。

なんか話してんな。

内容が聞こえてビックリした。

二つの意味で。


「そういやさぁ、赤い髪の子と一緒にいた黒髪の女の子知らない？」

「なぁ、影山…それって多分Aの事だよな？
途中から居なくなったし。」

「多分な。」

「あの子、Aって言うんだ。
その様子だと見てないんだね…。うーん、どうしよ…。」


Aが、居ない？

つか赤い髪の子って赤司じゃねぇーかよ。

いや、まだ赤司って決まった訳じゃないが赤髪なんてそうそういねぇし、赤司でほぼ確実だろう。

にしても、赤司がこっちに来てる？

何のために？

もしかして、赤司に連れてかれたのか？

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