実験結果No.56 ページ6
『それでな、...？ただおみ、ボケっとしてどうしたんだ？』
あの忠臣がぼけーっとしてる。珍しい。という訳でもない。
「我はぼっさりしておらんぞ！」
「...」
ぅ、わぁ...グスタフまで上の空だ。誰も話聞いてくれない。A悲しい。
『むぅ...、いいもんな、私寝るもんな！』
決してこの二人のせいではない。元々眠いんだ。
「なら我も...」
「おい待て、ここ俺の部屋だ。最大二人だ。ここの部屋の持ち主の俺を優先してコイツも入れたらお前入れねぇだろ」
「む、グスタフ。なぜお前まで寝るのだ」
「俺も眠たいからだ、それ以外に理由なんてねぇだろ」
『お前ら煩いぞ！少し黙れ！眠れない！三人で寝るなら組部屋まで行けば良いだろう！だから連れていけ！私は寝る！』
言いたい事は言った。今度こそ寝る。もう私は知らない。
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すぅ、すぅ、と規則正しい寝息が二つ。
しゅー、しゅー、と隠った息が一つ。
どうも、体内の換気しているグスタフハイドリヒだ。
キャラが変わってきたか、知っている。
いやいや、そんなんどうでもいいんだ。問題はAが可愛い。
いや可愛いだろ。だってもうほらもう可愛いだろ。
今は三人仲良く何故か知らねぇけど手ぇ繋がされてんだ。提案したのももちろんA。
もう発想が可愛いだろ。それでAを真ん中にして手を繋いでるんだけどな？な？な？
恋人繋ぎなんだよ、恋人繋ぎ。
いつも身を隠している手袋のパーツが外れて露になる白い肌が細い指を繋いでる。
細くて白くてスルスルしてて、あー、いや。すべすべか。うん、すべすべだ。すべすべしてて柔らかいこいつの手が俺の手に優しく絡んでるんだぞ。
犯してぇ←
違うんだ、だってよ。
昨日の晩、あいつ"もっかい...ぐすたふっ...もいっかい、しよ？...ぐすたふっ、ぐすたふっ..."って可愛らしいこと言ってくんだぞ、そりゃもう俺もすぐに立ち上がる訳でなぁ。
ねっとりとした口の中を俺の唾液で浸していくあの征服感も凄かった、しかもあいつ感度良すぎねぇか。イキそうになったら俺の服をぎゅって掴んでよぉ、"んぁぁっ、りゃめ！しょこ！りゃめっ、ぁ、ぁ、お腹のそこぉっ！あちゅい！...ぁ、あ！アツいの！くりゅ！"と、まぁ舌のまわってないちっせぇ口で喘いでたんだぞ。
あぁ、ダメだぁあ...、俺もただの変態だろ...
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作者名：ゴースター | 作成日時：2018年1月31日 1時
