実験結果No.70 ページ20
『わぁ...忠臣、意外と髪の毛ふさふさしてるな...』
『んー...相変わらずグスタフの髪はさらさらだなぁ...』
やぁ皆。盟友たちの髪をいじくり回しているAだ。
忠臣の毛は綿でグスタフの毛は絹だな。
『んへへ...っ、ぼふぅ！』
「ぬおっ」
「うおっ」
意外と茶目っ気あるだろ？私。
ぼふりとほこりを舞いあげ、人が倒れた音を鳴らす布団。
「...っ、何をしている」
『ぼーんって』
「説明になってねぇだろ」
『あだっ』
デコピン...痛いっ
「ふはは、痛かったのか。左様か。ならもう一度喰らえば痛みなど忘れるわ」
『うわぁっ、や、やめろぉ！ひっ...っ、やぁだぁぁ！』
助けて！グースターフくーん！
ちらりと横目で見てみるがじーっと冷めた目で見ているだけだ。
＿パチンっ
『ーーーーーっ！』
音はえらく軽い音だが中身はぎっちり詰まっているデコピン。
「ふっ」
『鼻で笑うなぁ！ゔぁぁ...いたい...』
冷えピタ貼ろうか。
ともなれば前髪はあげておくのが好ましいからなぁ。
仕方ないか。
『どっちか二人...その辺にゴムないか？』
「ん」
『んー』
どっこいしょお。
『忠臣ー、冷えピタでこに貼って...』
「仕方ない」
『なぁにが仕方ないだ！』
「ほれ、これで良いか」
『ん、ありがと』
「え...お前...その目、なんだ？」
え？
『...ん？』
「白目のところ...黒くなってる...ぞ」
『はっ...？』
我ながら素っ頓狂な声が出た。
...次回！A、とうとう被バグか！
...こんな時は...えーと、ら、来週もまた...え？ああ、見てくれよ…な！
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作者名：ゴースター | 作成日時：2018年1月31日 1時
