防弾の９６ (ページ4)

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今日はMelon Music Awardsの日

いろんなグループの人達と会える日なんだけど
正直そんなに好きではない

まぁ、TWICEに会えるから、ももりんに会えるから少しは楽しみにしてたんだけど

隣に座っていたジョングガの手を握る、

JK「ヒョン、どうしたんですか」

「ジョングガ、俺から離れるなよ」

メンバーはみんなそれぞれのグループに知り合いがいていつも近くに座っては話し込んで

それに比べて他グループに知り合いがいない所か謎に怖がられている俺はいつも一人ぼっち

JK「えっ、なに、告白？へ？ヒョン、どうしたんですか」

なにか勘違いしているこいつも友達が少ないと言いつつSEVENTEENと仲がいいから絶対に手放さない

SEVENTEENを睨みながらジョングクの手をさっきより強く握った

「今日は俺と居て、お願い」

JK「あ、はい」

さっきまであんなに動揺してたくせに、俺の考えを読めたらしくあっさり真顔に戻った

JK「ヒョン、見すぎです。顔に穴あきます」

ステージなんて目もくれずひたすら隣にいるマンネと近くに座るTWICEを交互に眺めていた

TWICE達が立ち上がるのを見てあと少しでTWICEを見れる喜びに浸っていたらヒョン達も立ち上がりだした

RM「 A、非常に言いにくいんだが」

状況が掴めずまだ座っているジョングクと俺を見てナムジュニヒョンが頭を撫でてきた

予想ができる
しかし聞きたくない

RM「耳を塞ぐな、TWICEの次が」

「嫌い。ヒョン嫌い」

SG「わがまま言ってねぇでさっさと立て」

普段甘えない俺が上目遣いで何かを喋るとだいたいのヒョンは折れてくれるのだがユンギヒョンだけは何がなんでも折れない

「嫌だー、TWICE見たいですー」

SG「舞台裏で見れんだろうが」

「仕方ないですね」

SG「なんで上から目線なんだよ」

舞台裏だったら本気で踊ってもカメラで抜かれることないし、諦めてやろう

JK「ヒョンがTWICE好きなの嫌です」

立ち上がった時ジョングクが何かぼそっと言った

「ん？」

JK「べ、別に何も喋ってません」

まぁ、いいか