6.Ghost ページ6
｢ねぇー。テヒョンくんも見に行こうよ！｣
TH｢え？｣
｢ジミンさんたちのダンス！｣
TH｢やだぁあ！！！｣
さっきまで、リビングにくつろぐ私の隣に座ってたのに飛び上がるように立ち腕を大きくバツにして
全否定するテヒョンくん
え、そんなに嫌かね？
｢今回ばかりは、ジミンさんに会ってもらうから｣
今回の私はひと味違う。
TH｢な、急にどうしたの｣
少しでも、テヒョンくんに自分の身体に帰りたくなるようにするには、彼らにあわせるのがいいと思った
そしたら、少しはわたしへの執着心も
彼らに移るでしょ？
多分じゃなくて絶対に
だから、
TH｢もー！しつこいよ。やだって言ったらやだなの！｣
｢ねぇー。｣
今回は、頑張ってみようと思います
恥を捨てます
｢私･･･テヒョン君と見たいの｣
TH｢･･･え｣
口を大きく開け目も見開いて驚く顔をしている
心なしか目が泳いでる
それは、どういう反応なのかな
いいほうなのか悪いほうなのか
｢お願い！｣
それでも、一生懸命お願いしたけど
TH｢･･･やだ｣
この一点張りで
しかも私に背を向けて、三角座りを始めたテヒョンくん
そんなにジミンさんに会うの嫌がるのは何で？
TH｢＿＿＿＿｣
何かを小声で言ったかと思うと、こっちを向いて
TH｢ジミンのかっこいい踊りに夢中になってるAちゃんなんて見たくない。｣
ふてくされたように唇を突き出して、眉を寄せてそう言うテヒョンくんにじわじわと胸に広がる幸せ
そんな幸せを胸に笑顔が浮かぶ
そんな私を訳の分からんと言った顔をして見るテヒョンくんに
｢じゃあ、夢中にならないようにテヒョンくんでいっぱいにしてよ･･･一緒に行きたいの｣
甘えてみる。
わざわざ甘え方をネットで調べたんだよ。
かーーーわいい甘え方って
効くのかはわかんないけど･･･
そう言うと、ばたりと顔面から床に突っ伏したテヒョンくん
TH｢･･･負けた。行くよ。｣
ネットに書いてあった甘え方は間違ってなかったらしい
TH｢あーまじで可愛い。｣
でも、口を四角くして真っ直ぐ思ったことを口にするテヒョンくんには、
勝てなかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 477人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うぉる - とても気に入ってしまって続きが気になります!!是非続きを更新して頂きたいです!!楽しみに待ってます!! (2019年9月1日 15時) (
レス) id: 39366bcc81 (このIDを非表示/違反報告)
Rain(プロフ) - なみなみさん» 泣いてくれたんですかぁあ泣 嬉しいですっ。 ほんとにありがとうございます！ おかげで頑張れます！ (2019年4月2日 18時) (レス) id: 0f37a9c35d (このIDを非表示/違反報告)
Rain(プロフ) - ち む 太 郎さん» そんな、嬉しすぎる言葉をありがとうございます泣 胸がいっぱいです！ これからも楽しんでもらえるように頑張りますね！ (2019年4月2日 18時) (レス) id: 0f37a9c35d (このIDを非表示/違反報告)
なみなみ - 泣きましたああああ(涙) テヒョン起きて良かったです！！！ (2019年4月2日 15時) (レス) id: b0b1114543 (このIDを非表示/違反報告)
ち む 太 郎(プロフ) - 途中まじで泣きました笑 こんなに惹きつけられるお話久しぶりに見ました！更新楽しみにしてます！！ (2019年4月2日 2時) (レス) id: cb918ed1cd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Rain | 作成日時：2018年12月13日 18時
