17.Ghost ページ17
テヒョンくんを無視して1週間がたった
YG｢おい。聞いてんの？｣
｢うーん｣
私はこの調子元気がないのです
だって、テヒョンくん
私が無視を始めた次の日には
私に話しかけることもないし
チラッと見てくる時はあるけどすぐに視線を戻すし
何か私がいない部屋でコソコソやってるし
しまいにはベランダで月を見ながらあの素敵な歌を歌ってるし
お前はかぐや姫かって！！！←
月に帰っちゃうのかって！！←
月じゃなくて自分の体に戻りなさい！？
とか情緒不安定になって苦しくなるしまいです。
だから、私はこうやってなるべく家にいたくないから
遅くまで残ってるわけだけど
そんな私をユンギオッパも流石に心配しているみたいで
放課後になっても家に帰らずに図書館に残って取り敢えず勉強している私に
毎度のように声をかけてくれる
YG｢ほんとにお前大丈夫かよ。｣
｢大丈夫だよ！｣
そう言えば不満の残る顔をしながら
いつも飴玉を机に置いて
ついでに私の頭も撫でて職員室に戻っていく
｢はぁ･･･｣
テヒョン君にもだけどユンギオッパにも罪悪感が募る
口の中に飴玉をほおり投げると甘く優しく広がる
昔と変わらない
私が元気ない時や我慢をしている時はユンギオッパ
が毎回この飴をくれた
これは、ユンギオッパなりの慰めで
飴の甘さがユンギオッパの甘さ
前にこっそり見たけど、職員室の机の中にも
車の中にも勿論家の中にも飴のストックがある
まぁ、それで私の機嫌が治ってきたから
それさえあれば、めんどくさい事にはならないとでも思っているのだろう。
ユンギオッパの事だから
･･･
今思えば、ユンギオッパに心配かけてばっかだなぁ
私は急いで荷物を持ち職員室まで走った
職員室が見えてくると丁度部屋から出てくるオッパ
｢オッパ！｣
YG｢おー｣
私を視界に入れると
こっちに向かってきてくれる
｢飴ありがとう｣
YG｢いや、もう大丈夫なの？｣
｢うーんと･･･あと一個食べたら大丈夫になる！｣
そう言うと、鼻で笑いながらもポッケから飴を出してくれる
YG｢何個でもやるよ笑｣
｢さすがオッパ♡｣
オッパの優しさが再確認できた日
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 477人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うぉる - とても気に入ってしまって続きが気になります!!是非続きを更新して頂きたいです!!楽しみに待ってます!! (2019年9月1日 15時) (
レス) id: 39366bcc81 (このIDを非表示/違反報告)
Rain(プロフ) - なみなみさん» 泣いてくれたんですかぁあ泣 嬉しいですっ。 ほんとにありがとうございます！ おかげで頑張れます！ (2019年4月2日 18時) (レス) id: 0f37a9c35d (このIDを非表示/違反報告)
Rain(プロフ) - ち む 太 郎さん» そんな、嬉しすぎる言葉をありがとうございます泣 胸がいっぱいです！ これからも楽しんでもらえるように頑張りますね！ (2019年4月2日 18時) (レス) id: 0f37a9c35d (このIDを非表示/違反報告)
なみなみ - 泣きましたああああ(涙) テヒョン起きて良かったです！！！ (2019年4月2日 15時) (レス) id: b0b1114543 (このIDを非表示/違反報告)
ち む 太 郎(プロフ) - 途中まじで泣きました笑 こんなに惹きつけられるお話久しぶりに見ました！更新楽しみにしてます！！ (2019年4月2日 2時) (レス) id: cb918ed1cd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Rain | 作成日時：2018年12月13日 18時
