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ロングボトム君は鍋の中身を被ってしまっていた。
火傷薬の危ないところは、怪我してないところにかければ、大怪我を逆に負うところだ。
今、ロングボトム君が火傷をしていれば焦ることは無かっただろう。
私は咄嗟に机に置いてあった提出済みの火傷薬を取り、
ロングボトム君の後ろにある棚に当たるよう投げた。
その瓶は棚に当たり、
割れ、
中の液体がロングボトム君に被った。
セーフだ。
セ「ロングボトム！！！」
セ「貴様は吾輩の注意喚起を聞いてなかったのか？！」
セ「フィネガン！！」
セ「今すぐ、ロングボトムを医務室へ連れて行け！！」
セブの怒りが爆発したあと、その場は静かになった。
それもそうだろう。
あんまり怒鳴らないセブだ(静かにキレるタイプ)。
セブは少し落ち着いたのか、私の方を見た。
セ「流石、エイル。」
セ「咄嗟の判断で、あそこまで正確な行動ができるとは」
「あ、ありがとうございます。」
い、いきなり過ぎてびっくりした……。
「あ、でも、薬はもう一回提出し直しですよね…、？」
セ「いや、いい。」
セ「エイルのことだ、完璧なのは変わらん。」
なんか、違うな。
私は完璧なんじゃない。
ド「スネイプ先生に褒められるなんて、流石だな。」
「い、いや、そんなこと…、」
ド「……、でも、凄かった。」
「……ありがとう。」
そこに
ハ「待って！！」
グレンジャーさんが。
ド「なんだ」
不機嫌になった……
ハ「どうして、今の行動が褒められるのよ！」
ハ「もう少し瓶が当たるところが悪かったら、ネビルは瓶の破片で怪我をしてたかもしれないのよ！」
ド「そもそも、鍋をひっくり返す方が悪いだろ」
ド「要領が悪い馬鹿なロングボトムが原因だ。」
「ちょっ、ドラコっ…」
ハ「〜っ！！」
ハ「なんて最悪なのっ！！」
ど、どうしよう、私のせいで二人が喧嘩をしてる……っ
そこにセブが入ってきた。
セ「グレンジャー、ならばお前がロングボトムを救えたのか？」
ハ「っ……」
セ「ん？ どうなんだ？」
セ「エイルはあの場で一番に薬を完成させ、ロングボトムの失態にも対応した。」
セ「もしあの場でエイルの行動が無かったら、ロングボトムはどうなっていた？」
セ「大火傷を負い、その怪我が残るかもしれなかったな」
セ「それに比べれば、破片による怪我なんてマシだろう」
字数……
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うい丸(プロフ) - shelaさん» コメントありがとうございます！ ハリーポッターシリーズの小説は上手い人が多くて中々出せなかったネタなんですけど、そう言ってもらえて嬉しいです。 嫌われから愛されものへと変化させていくつもりなので、楽しみにしていてください！ (2023年2月21日 22時) (
レス) id: c548264542 (このIDを非表示/違反報告)
shela(プロフ) - コメント失礼します。惹き込まれるストーリーと、儚げな魅力のある主人公ちゃんが本当に好きです！これからどのような物語になっていくのか…ワクワクです。応援してます！ (2023年2月21日 21時) (レス) id: 9d22579331 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うい丸 | 作成日時：2023年2月15日 23時
