【 歌い手 】点 P は 動 か な い 【 男主 】

#/23. ページ23

なんか揺れる…
頭ぐわんぐわんして気持ち悪い
ぱち、と目を開けると白の服。

『…あﾞー…？』

「あ！キヨ！A起きたよ！」

「やっと起きたかぁﾞあﾞあﾞあﾞ！！！首！！首折れる！！死ぬ！！」

『…え？あぁ…うん、ごめん』

俺は起きてすぐ力が入りキヨの首をねじ曲げてたらしい
まだふらつく足で俺は立ち上がる
俺痩せてたとしても身長あるし多分重い。
ここまで負担増やす訳にはいかんな

ふと隣を見るとまふさん。
…まふさん…？

そして、俺の左隣を見ると坂田さん
……え？

『…え？』

「ほんまキヨくんと仲ええんやなぁ」

なんて、坂田さんは楽しそうに笑ってる

『まぁ…こいつが仲良くしろってうるさいんで…』

「俺言ってねぇだろ！！！」

「今からAの家でゲームするけどいいよね？」

『いいに決まってるじゃないすか…！』

まふさんが笑顔で話しかけてくる
がっちり肩を掴まれてるため逃げられそうにもない。


────────



──

「マリオメーカー2ー！！！」

「いえーい！！」

「ふぅー！！！」

『うぇーい！！！』

俺の家につけば皆テレビの前に集合
俺ももう酔いは覚めた

俺がマリオ、キヨはルイージ、まふさんはキノピオ、坂田さんがキノピコ

最初はダウンロードした世界のものから

「スタート！！！」

キヨの声と共にみんな走り始める
協力プレイ、なのだが…何故かみんな殺伐としている。

相手を持っては隙間に投げ込み落としている

『やめて！！！やめて！！！！！嫌や嫌や死にたない！！』

「ばいばーい！！！」

まふさんからやられた。
窪みに落とされた
ジャンプをすれば上にはてなブロックが出てくる
…これは詰みましたね！！！

「あ、A詰んでるやん」

『頑張ってください』

さぁ俺は操作放棄して皆のプレイを見ていようかな！！！

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