#/6. ページ8
「Aー！」
俺が産まれて数年、やっと小学校に入学…！
隣の家のエーミールと一緒に、毎日学校へ行く約束をしていた
『待って！エーミール！』
「早く行こ、遅刻する…！」
『ごめんって！』
入学初日、寝坊した。
お母さんの体調が少し悪く、朝起きれなかった。
急いで準備をし、迎えに来たエーミールの元へ駆けた。
「ほんま楽しみやねぇ」
『一緒のクラスやもんな！』
「せやね、学校でも仲良ぉしてくれる？」
『当たり前やん…！俺らずーっと一緒やんか！』
まだ手も繋いで歩ける年齢。
2人で笑いながら近くの学校へ歩を進める
エーミールは本を読んだりしてて、虫の名前とか植物の名前とか！色々知ってんねん！
あと、俺には分からんような難しい本も読んでんねん！
物知りで、すごい奴…！
「ほら見て」
『綺麗な蝶やな…！ええなぁ』
「でもまだ見たことないんだよね…どこにおるんかなぁ…」
『…俺が捕まえてエーミールに見せるから！』
学校で、図鑑をみながらそんなことを話す。
エーミールが見た事ない虫を捕まえて、絶対に見せる。
見せたい
「凄い！」って言わせたい
『俺な、見たもの聞いたものは全部覚えてんねん
せやから、虫の生体とか！種類とか！詳しく教えてくれへんか…！』
「…うん、ええよ。沢山教えるから、沢山見してな」
『約束やで』
そう言って指切りをする。
絶対に見せる！
見せて自慢する！
なんなら捕まえたものはエーミールにあげる！
＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿
『お母さん！俺な、エーミールと色んな虫見せるって約束してん！』
「そうなんだ、いい約束をしたね」
『うん！…せやから、なんか虫を保管できるような…なんか、無いかなぁ…』
「んー…虫かごは保管があまり出来ないからね…
…そうだ、趣味としても昆虫採集。してみたら？」
『さ、さいしゅう…？』
「そう。綺麗な箱にね、捕まえた虫を綺麗に並べて保管するの。
私の弟がやってたから…教えながらやってあげる」
家に帰って、そんなことを話せばお母さんはそんな事を言ってくれた。
昆虫採集！
おもろそうや、綺麗に並べて保管…か、エーミールも喜んでくれるやろか…
…でもまずは森に行って虫探し！
今日見た蝶を絶対に捕まえる！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 258人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Leia(プロフ) - 何某さん» ありがとうございます！ (2019年9月16日 6時) (
レス) id: fe9e2dc0df (このIDを非表示/違反報告)
何某(プロフ) - Leiaさん» 失礼しました…非公開にしてました、多分もう公開出来てると思います！ (2019年9月16日 2時) (レス) id: 68c9bd79b0 (このIDを非表示/違反報告)
Leia(プロフ) - 何時も楽しみにしてます！バグかどうか分からないのですが、25話が表示されていないです、長文失礼しました(_ _) (2019年9月16日 1時) (レス) id: fe9e2dc0df (このIDを非表示/違反報告)
彗(プロフ) - 何某さん» なんというか……口撃が（♂♀さんかな（白目）） (2019年9月6日 6時) (レス) id: 4f271b4ed5 (このIDを非表示/違反報告)
あしゅのーと - 初コメです! エミさん繋がりの新メンバーって設定の小説あまり見ないから嬉しい。。。 (2019年9月5日 19時) (レス) id: cd6cf87c96 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：何某
| 作成日時：2019年9月3日 22時
