#/34. em side ページ36
放課後、Aを迎えにゾムと教室に向かった
…けど、Aは居なかった。でも鞄はある
どこだどこだ、とAをたずねて三千里。
人気の少ない廊下に立っていた
誰かと話してるようだった
ゾムと聞き耳を立ててると
…告白やった。
そしてすんなりとOK
2人で見てたせいもあってか、視線感じたんやろな。
俺らの方見て『焼肉やからな』なんて呟いた
…2人で目を合わせすぐに逃げてしまった
なんでやろ
なんで逃げたんやろ
「…なんか…あかんな…」
「…あいつが1番やったか…」
ゾムもなんで逃げたか分かってないようだった
…なんでかなぁ…
「…嫉妬でもないしなぁ、なんやろ…なんかあいつが女作るって今思うと嫌やな」
「せやな…なんか俺らと絡んでくれてる方がAらしい…みたいな…」
なんて二人で話しながら帰っていた時。
電話がなった
見てみればAという字
ゾムの方を見て頷く
「…もしもし」
『あ、エーミール。さっき焼肉やからなとか言ってほんますまんな』
「いや…約束やったしええよ」
『俺別に焼肉ええわ。ゾムに奢ったって』
「え…いやいやいや、約束やったしええって」
『しつこい男はモテへんぞエーミールぅ』
…せやなぁ、モテへんな。
そんな時、ゾムが隣から電話に向かって言った
「浮かれてんじゃねぇぞお前ぇ！」
多分ネタやな。
だって笑ってるもん
『うっさ…！！！
ゾムお前声の大きさどうにかしろやアホ、…じゃあまた明日ぁ』
そう言って電話が切れた
…元気そうやったな
ふとゾムの方を見ると笑顔がなかった
「…どないしたん…？」
「…なんやろなぁ…明日喋れへんかも…しれん…」
「…なんで？」
「あいつが好きとかやないねん！いや、友達として大好きやで！
…でも、競走してたとはいえ…いざ女作るとちゃうなぁって…」
と、フードを深く被って小さい声で話す
さっきの声の大きさはどこいってん
元気なんがゾムやろ？
…でもまぁ、無理あれしてもな
「…クラス違うし、少し離れててもええんちゃう？」
「…極力会わせんようにしてくれへんか…？」
「ええよ、ゾムが落ち着くまで協力するで」
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Leia(プロフ) - 何某さん» ありがとうございます！ (2019年9月16日 6時) (
レス) id: fe9e2dc0df (このIDを非表示/違反報告)
何某(プロフ) - Leiaさん» 失礼しました…非公開にしてました、多分もう公開出来てると思います！ (2019年9月16日 2時) (レス) id: 68c9bd79b0 (このIDを非表示/違反報告)
Leia(プロフ) - 何時も楽しみにしてます！バグかどうか分からないのですが、25話が表示されていないです、長文失礼しました(_ _) (2019年9月16日 1時) (レス) id: fe9e2dc0df (このIDを非表示/違反報告)
彗(プロフ) - 何某さん» なんというか……口撃が（♂♀さんかな（白目）） (2019年9月6日 6時) (レス) id: 4f271b4ed5 (このIDを非表示/違反報告)
あしゅのーと - 初コメです! エミさん繋がりの新メンバーって設定の小説あまり見ないから嬉しい。。。 (2019年9月5日 19時) (レス) id: cd6cf87c96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：何某
| 作成日時：2019年9月3日 22時
