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#/29. em side ページ31

選抜リレーは凄かった
各クラス、各ブロックから足の早い4人が選ばれる

俺は選ばれず、応援席から見てるだけ

俺のクラスは皆からの指示も高いゾム
そして他男1人に女2人

Aのクラスは当たり前だがA、そしてこっちと同じように1人と2人

ピストルの音と同時に走り出し、応援席の俺らも声を上げていた

俺ら1年の4人目、アンカーの人は2年にバトンを渡す

ゾムがこのクラスの中でのアンカー
それは相手も同じらしくAがアンカーだった

ここで1番盛り上がったなぁ、
凄かったよ。

女子も男子もものすっごい叫んでて鼓膜破れるかと。

結果、先頭に出たのはAだった
50メートル走のタイムえぐいしなぁ…

『エーミールぅ、俺らどうやったぁ?』

「凄かったで…」

「エーミールほんまにすまんな!こいつに抜かれてもうた!」

「いやいや、ええんやで。お疲れ様」

結果、少しの差でAのブロックが勝利
あれは悔しかった

そして、選抜が終われば昼ごはん
昼ごはん!

ゾムが楽しみにしてた時間

「うまぁ!!!」

「よかったね」

『…はぁ』

Aの弁当はコンビニのもの。
…大きなため息をついて、蓋を開けては食べ始めた
こんな場所にレンジなんてない、確実に冷えている

「…それで大丈夫なん?」

『大丈夫やろ』

「ハンバーグいる?」

『…くれるん?』

「おん、冷凍やけど」

そう言ってハンバーグをひとつ、Aの弁当の上に乗せたゾム。珍しい
ゾムが渡したなら俺も、そう思い俺は唐揚げをひとつおすそ分け

「そんな小さいコンビニの弁当じゃ絶対足りひんからな」

『金がなかってん』

「自炊したらええやん」

『嫌やわ、絶対失敗する』

「Aが料理かぁ…、凄いことになりそう」

Aは不器用。
料理は苦手、裁縫なんか手に針ぶっ刺した時もあった。俺が破れたところ縫ってあげたけど…

「あー…次部活動別か」

「せやなぁ…」

『なんかもう走るの疲れた』

「わかる」

確かに疲れた。いや俺は1つしか走ってないけど…

この2人はほんと大変なんだなぁ…

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Leia(プロフ) - 何某さん» ありがとうございます! (2019年9月16日 6時) (レス) id: fe9e2dc0df (このIDを非表示/違反報告)
何某(プロフ) - Leiaさん» 失礼しました…非公開にしてました、多分もう公開出来てると思います! (2019年9月16日 2時) (レス) id: 68c9bd79b0 (このIDを非表示/違反報告)
Leia(プロフ) - 何時も楽しみにしてます!バグかどうか分からないのですが、25話が表示されていないです、長文失礼しました(_ _) (2019年9月16日 1時) (レス) id: fe9e2dc0df (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 何某さん» なんというか……口撃が(♂♀さんかな(白目)) (2019年9月6日 6時) (レス) id: 4f271b4ed5 (このIDを非表示/違反報告)
あしゅのーと - 初コメです! エミさん繋がりの新メンバーって設定の小説あまり見ないから嬉しい。。。 (2019年9月5日 19時) (レス) id: cd6cf87c96 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:何某 | 作成日時:2019年9月3日 22時

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