#/27. zm side ページ29
この1週間、特に不幸な出来事も何も無くただ過ごしていた
3年生は体育祭に力が入っていた
そりゃあ高校最後の体育祭やしな。力も入るのわかるで
そして今日、体育祭。
みんな大好き体育祭
早く昼にならへんかな、飯食いたい
『俺来年応援団なろ』
「ええやん」
「学ランやで。A似合わへんやろ」
応援席で座って話している俺ら
Aも、エミさんも俺も丁度クラスの境目が座る場所だった
運がええな
俺らの番じゃない時、休憩時間等は3人だけの世界に入って喋っていた
「＿＿次は、1年生による男女混合リレーです」
そう、放送部がアナウンスした
俺らは入場門に急いで並び、順を待っていた
そして遂に入場！からの準備！
んふふ、俺は2回目に走るんやで。
1回目はただ応援。
そして2回目のアンカーが俺！
エミさんも2回目やったよな、確か
少しして、ピストルの大きな音が響いた
俺らのクラスのゼッケンは蛍光色のピンク
Aのクラスは黄緑
俺が緑が良かった！
…なんて言葉は伝わるはずもなくあっさりと終わってしまった
1回目は俺らのクラスの勝利
ふーん、今から神ムーブを見せてやるぜ
「よーい＿」
パン！
と大きな音が鳴る
第1走者はエミさん
何走者か忘れてたわ
「エミさんええぞ〜！！！」
俺がそう言うが必死な為手も振ってくれへん
当たり前やけどな
そして次々と走っていき、アンカーに。
俺の隣にはAが立っていた
俺が内側、Aが1つ外に
『負けへんぞ』
「こっちのセリフや」
俺らがバトンを受け取るのは女子生徒。
こっちのクラスの方が少し速い
バトンを受け取り全力で走っていく
トラックの半分まで走った頃かな
ゾワッと変な気配がしてん
後ろからなんか迫って来るような
…絶対Aや
「おおお！？」
『待ってくれへんかぁ！？ゾムぅ！！！』
声が近い
もう真後ろにびったり付けられていた
周りからの歓声が凄い
楽しいな
ゴールはもう目の前
このまま逃げられたら！
そう思ってんけど無理やったわぁ
最後の最後にAが一気に俺を追い抜いた
「はぁ！？！？」
『ふーん！！！これがプロ！！』
「プロやな！」
「敵チーム褒めたらあかんでエミさん！」
Aは殆ど息切れも無く、元気ピンピン
何やねんこいつ、化け物やな…
あとはまだリレー……多すぎひんか…
部活動別、それと選抜
選抜はブロックごとやから俺らはまた別やな
『俺天才かもしれへんな』
なに浮かれてんねん
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Leia(プロフ) - 何某さん» ありがとうございます！ (2019年9月16日 6時) (
レス) id: fe9e2dc0df (このIDを非表示/違反報告)
何某(プロフ) - Leiaさん» 失礼しました…非公開にしてました、多分もう公開出来てると思います！ (2019年9月16日 2時) (レス) id: 68c9bd79b0 (このIDを非表示/違反報告)
Leia(プロフ) - 何時も楽しみにしてます！バグかどうか分からないのですが、25話が表示されていないです、長文失礼しました(_ _) (2019年9月16日 1時) (レス) id: fe9e2dc0df (このIDを非表示/違反報告)
彗(プロフ) - 何某さん» なんというか……口撃が（♂♀さんかな（白目）） (2019年9月6日 6時) (レス) id: 4f271b4ed5 (このIDを非表示/違反報告)
あしゅのーと - 初コメです! エミさん繋がりの新メンバーって設定の小説あまり見ないから嬉しい。。。 (2019年9月5日 19時) (レス) id: cd6cf87c96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：何某
| 作成日時：2019年9月3日 22時
