#/1. no side ページ2
「やつがれ君」
『どないしたん、エミさん』
今回の国営は金色の髪をしたエーミール
そして、幼馴染の僕だった。
2人とも、ヘッドホンをつけマイクに向かって会話をしている
ふと、エーミールが僕の名前を呼んだ
「僕って名前にしたのはなんで？」
『…それは…俺、小説が好きやねん』
「ずっと読んでたもんね」
『せや、…印象に残ってる小説に「少年の日の思い出」っちゅうやつがあってん』
「おぉ」
『それからとった』
「んふふ、一緒や」
と、エーミールは満足そうに笑う。
この二人の関係は幼馴染
赤ちゃんの頃から最も身近にいた存在
そしてこの話ももう何度目だろう
この二人が国営の度にこの話をしている
視聴者も何度も聞かされ飽き飽きしてるだろう
『ほんまこの話好きよな』
「勿論！
幼馴染が一緒の小説から名前をとったことが嬉しくてね」
『俺別にエミさんに合わせた訳ちゃうからな』
「この話ももう何回目やろな」
『俺が初めて国営に出た時からやな』
と、指を折りカウントする
いくつか忘れたらしい、数えるのをやめてしまった
そんな時だった。
1人のマイク音が入り、声が聞こえる
「エーミールぅ、お前またその話してんのか」
「あ、コネさんや」
『コネさん！ちっすちっす！』
「おーおー！やつがれ君！元気やなぁ！」
声の大きいこの男、コネシマ。
ちょっと言いたいことがあったようで、入ってきた。
パソコンに向かって笑っている
傍から見れば頭のおかしな人だろう
「エーミールお前、国営の度にやつがれ君その仲の良さ見せつけてくれるやないか」
「小さい頃から居るんでね！見せつけたくなりますよ！ええ！」
「うるさぁぁあい！」
『うるさいのはコネさんやろ』
と、逃さずツッコミをする僕
「ええか！もっと色んなこと話せ！」
「えー…色んなこと…」
「動画の事とか！メンバーの事とか！」
『あー、確かに』
「…そうやなぁ…わかった。ありがとコネさん」
「おう、分かったんならええ！
じゃあ俺はちょっとトントン達と飲みに行ってくるわ」
『いいなー！！久々に飲みに行きたいなー！』
「ゾム居るで」
『あっ』
そう言うと、コネシマは大きな声で笑い、マイクを切った。
そこに残る幼馴染の二人。
「…あ、聞いてないことあった
メンバーで頼りになるのは？」
『トンさん、ショッピさんやな』
「…仲良いのは？」
『最近やとシャオさん』
「…」
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Leia(プロフ) - 何某さん» ありがとうございます！ (2019年9月16日 6時) (
レス) id: fe9e2dc0df (このIDを非表示/違反報告)
何某(プロフ) - Leiaさん» 失礼しました…非公開にしてました、多分もう公開出来てると思います！ (2019年9月16日 2時) (レス) id: 68c9bd79b0 (このIDを非表示/違反報告)
Leia(プロフ) - 何時も楽しみにしてます！バグかどうか分からないのですが、25話が表示されていないです、長文失礼しました(_ _) (2019年9月16日 1時) (レス) id: fe9e2dc0df (このIDを非表示/違反報告)
彗(プロフ) - 何某さん» なんというか……口撃が（♂♀さんかな（白目）） (2019年9月6日 6時) (レス) id: 4f271b4ed5 (このIDを非表示/違反報告)
あしゅのーと - 初コメです! エミさん繋がりの新メンバーって設定の小説あまり見ないから嬉しい。。。 (2019年9月5日 19時) (レス) id: cd6cf87c96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：何某
| 作成日時：2019年9月3日 22時
