【 wrwrd! 】俺の兄貴は実況者【男主】 (ページ28)

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│ ut side ページ28

Aを呼び出して、過去の話を聞くことになった
トントンとシッマに話は全て聞いていた

けど、いざとなり聞いてみると少しおかしかった。
…泣けたけど！！

元気でかっこよくて、そういう所はシッマやな、って思っててん。
けど話を聞いてく度に少し理解が出来なくなっていった

最終的には兄貴が死んでいたオチ

途中からシッマの話なんて無視してそっちに惹き込まれていって半泣き。

『嘘に決まってますよ』

トントンが嘘か本当か聞いた時、Aがそう答えた。
俺らの涙を返せ！と振り回す。

『ほら、おもろい話聞きましたよね。俺帰ってええですか？』

「あかん！！ほんまの話聞かせるまで帰さへん！！」

『えぇ…、おもろいもんやないですよ。ただただあそこでの暮らしを述べるだけですやん』

そう言って、足にしがみついた俺を蹴って剥がそうとしてくる

「…A、俺に今度聞かせてくれへんか？」

シッマが真剣な顔でそう言った

『…暇な時に話しますよ』

「約束やで！？」

『約束です』

「ほら、ほら小指出せ！」

『ケジメ…』

「切れって言ってへん！ほら！」

そう言って指切りげんまん、と約束を交わす
…ゆっくり地道に教えていく、そう言ってたはずやのに結構時短したな

＿＿＿＿＿

＿＿

『じゃあ、俺昼から仕事ありますんで…スタバ来る人！』

「はいはい！！」

「はーい！」

「あ、私も行きたいです！」

甘いもの苦手なシッマと、用事のあるトン氏は来ないらしい。

…Aの仕事先でまた色んな話をしようか

まだ、俺らはAの事を全く知らないし