【 wrwrd! 】俺の兄貴は実況者【男主】 (ページ25)

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『エミさんもやっと来たんですねぇ！！』

「ヘアバンっ…！」

「お前か！俺らを撃ち殺してたんは！」

「俺のやる事が無くなったやんか！」

「俺の水上バイクどないすんねん！」

『そんなん知りませんよ！俺はコネさんにレースを荒らせって言われたんですから！』

そう。言われたんだ、荒らしてくれ！！って
エミさんに悪いと思わないのかこの人

そして、俺はまだ水上バイクに跨ったまま
コネさんとエミさんもバイクに乗っている
残り3人は俺が吹き飛ばしたせいでバイクがなくなって泳いでいる
俺はそれを煽るように運転していた

『…あ、ちょっと失礼しますね』

「おお？ええよ」

『ほっ』

スイッチを押して爆発させる
断末魔を上げてみんな死んでいった

あかん、おもろい

結果は無い。俺の妨害があったからな

────

──

『どーも！ヘアバンがアイデンティティのヘアバンと申します！』

「俺が付けた名前やで」

隣で赤マフラーの男がドヤ顔を決める
トントンさんだ

「ええ名前やないか！」

『でもなんか個性にかけるんですよね。ほんでなんかしっくり来ぉへん…』

「食害でええんちゃう？」

『俺はされた方です』

「ええやんヘアバン君！俺好きやで！」

『ほんまですかエミさん！嬉しいです！』

「可愛ええ名前やん、ささ、こっち来てね」

『大先生…どこに連れてく気…』

大先生に殴られながら、俺は連れていかれる
謎の場所
車の横に並ばされて…

なんかあんのけ

「じっとしててな」

『おけっす』

「何が始まんねん」

「なんやなんや」

次々に言う中、大先生が大きな声を上げた

「3,2,1はいドーン！！！」

『お"お"お"！？』

「爆発してるやん！！他のにも燃え広がってる…！！」

コネさんの特徴的な笑い声、ゾムさんの高い笑い声やトントンさん、大先生、エミさんのほんとに楽しんでる笑い声が響く

ヘアバンことA。これからが楽しみです