【 wrwrd! 】俺の兄貴は実況者【男主】 (ページ15)

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総統ページ15

真っ青な空に、真っ白で大きい入道雲が浮かんでいる、日差しが強い日

「新メンバー…？」

「えぇ、…あー。まだ向こうはどうするか分かりませんが。」

「それはショッピくんとはどういう繋がりだ？」

「俺の友達です」

「…そうか、考えておく」

ショッピくんからの連絡、何かと思えば新メンバー、との事。
友達らしくて、スタバの店員

…行くしかないやろ。甘いもんあるんやで？行く以外に選択肢はないぞ

─────

──

「ここか」

そう言えば行ったこと無かったな
前々から目をつけていた店だが、時間もなくいつも素通りしていた

どんなものを飲もうか…

『はい、どうぞ』

「あぁ、ありがとな」

確か、ショッピくんが言っていたのは、金髪で褐色の男

多分今目の前にいる者か

てか合格だろ。こんな甘いもん作ってるんやで？メンバーに加えるしかないやろ

「…」

『あれ、なんかありました？』

「…いや、少し考え事を」

『話し相手になったりもしますよ、自分』

「あぁ…それならそうしてくれると有難い」

──

─

『うせやん…グルさんやん…まじやん…』

「…」

少し話を進め、名前を教えてもらった
俺の名前を教えると、頭を抱えブツブツと呟いている
無人島で究極の二択を迫られた時みたいやな

「で、ショッピくんから聞いたんだが」

『あぁ…こんな俺がメンバーとか阿呆ちゃうかって思ってます』

「いや、正式にメンバーに入れる」

『この人もあかんやん…』

また頭を抱えてしまった
…なにかいけない事でも言っただろうか

『てか、そんな簡単に決めてますけどええんですか…？』

「あぁ、勿論だ。甘いものを作れるしな」

『俺マニュアルに沿ってやってるだけですやん…』

どんどん疲れが見えてきた
まぁ、いいだろう。

「じゃあ宜しくな、立ち絵とかはせらさんに描いてもらう」

『なんか複雑…でもありがとうございます…？
立ち絵、どんなんかなぁ…』

「…まぁ、褐色にはかわりないな」

『ですよね』

…なんの動画で新メンバーとしてだすか…
その前に、皆に話さないといけないな