【 wrwrd! 】俺の兄貴は実況者【男主】 (ページ14)

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動画ページ14

『…は、』

「動画、出てみぃひん？」

『はぁ…？』

ゲームも終わり、落ち着いた時にっぴ先輩から誘われた
首を思いっきり傾げる
この人何言ってんねんって思ったね

「コネシマさん達はOK出しました」

『はぁ？』

「ゲームも上手いし、おもろいし」

『いやいやいや、俺ほんまはただの一般人やで？
流石にあかんて』

「ロボロさんも信用してると思いますけど」

『でも流石に…』

「トントンさんも」

…そう思うと、俺って結構な人数に会ってんねんな…

トントンさんに、ロボロさん。ゾムさん、っぴ先輩…

ゲームではコネシマさんとエミさん…

メインの人殆どと会ってる…

でも、流石に動画に出るのはあかんて

「…出たくないん？」

『でっ…出たいけど、リスナーさん達なんも言わへんかなぁ…』

「大丈夫やで、俺の友達やって言って出たら」

っぴ先輩はそう言う
…ほんまにええんかなぁ、それで

「グルさんに聞いてみる」

『グルさん！？…ほんまに展開早いで、俺実況者になるんか？』

「せや、まぁ本職優先でええよ」

『いやそういう問題ちゃうやん…』

機材揃えなあかんやん…マイクとか…
でも、まだ許可は出てないにしてもこうやって誘われて、皆とやれるかもしれへん…って、こうワクワクするもんなんやな

─────

───

「じゃ、ありがと。楽しかったわ」

『俺も楽しかったです、ありがとうございました』

「ん、じゃあまた連絡する」

そう言い、っぴ先輩は帰っていった
…なんか、どっと疲れた。楽しくて、嬉しくて、あー今日は命日やな

時計を見れば正午を回っていた、昼飯食べなあかんな
作るの面倒くさいし…でも、冷凍食品無いし…

…チャーハンでも作るか

…スタバの店員しててよかった。