【 wrwrd! 】俺の兄貴は実況者【男主】 (ページ7)

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朝から近くのスタバに寄った
それもトントンと。

いや、前から気になっててん、でも入れへんで…
でも朝やし！これから仕事やし！頭を回すためにも甘いもんや！

そう思ってスタバに突入

名前が長すぎてわからへん

「えーっと、これで」

そう言うと『カップの文字はどうします？』と、聞き返された。
その顔がなんか…ギュンッて来てん。

キュンッ、やないで。ギュンッ！！やで

ここ間違わんといてな
そして文字はトントンが勝手に決めた
ホビットってなんやねん、オシャレなとこ来てホビットってなんやねん

まぁ…頼んだわけやから…書かれるに決まってる
『どうぞ』と手渡しされたものはほんとに甘そうやった。

シッマとゾムは飲まれへんな

「甘いなぁ」

「トントンもこれで仕事捗るんちゃう？」

「せやな、もう少し頑張れそうや」

「良かったわ〜…、あっ、ちょっと待っててな」

そう言って、俺はさっきのレジに戻っていった
さっきの人が頭にハテナを浮かべてる。買ったんなら帰れよってか

「なぁ、週1で来てもええ？」

『…もちろん、いつでも来ていいですよ』

「ほんま！？よっしゃ…！ありがとうございますー！」

軽く笑った彼を見てまた何か掴まれたような気がした
…なわけないか。気のせいや

走ってまたトントンのところへと戻る

「何話してたん」

「週1で来てええかって聞いてきた」

「聞かんでもええやろ」

「いやーまた来とんなこいつって思われたないやん」

「せやけど…」

「あと今から話しとったら店員さんと仲良ぉなれるんやで？」

「別に仲良ぉならんでもええけど…」

トントンの隣を歩く
もう半分以上飲み干していた
早いわトントン

…次ここに誰連れてこうかなぁ