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『おはよーございます』
「あ、おはよ」
「今日遅いやん」
「目腫れてません？」
同じ部署のひとらんさん、オスマンさん、チーノ
デスクも近く、よく話す
そして俺含めこの4人でよく昼飯を食べたりする
『寝すぎたんかな、昨日眠かってん』
「残業してたししゃーない」
「今日も外回りやで、営業嫌や〜」
なんて、チーノが背を反らす
「あー」なんて呟きながら少しの間その体制のまま止まっていた
ほんまに嫌なんやな
俺は自分のデスクに着き、鞄を置く
疲れた。ここに来るまでに何故か疲れた
…特にこれと言ったことはしてへんのにな。吐きそうなくらい精神が削られていってる
「…死にそうな顔してるけど大丈夫？」
隣のひとらんさんが俺の顔を見て心配してくれる
『大丈夫ですよ、ちょっと駅の中うろつき過ぎただけやと思います』
「あー、あの駅広いからなぁ」
そんな会話をしていると、部長が登場
ホワイトでもブラックでもない普通の会社
残業代は出るし、部長も上司もここぞと言う時は叱ってくれるしめっちゃ褒めてくれる
いい会社やってことはよく分かる
外回りは嫌やけどここまでええ会社そう無いと思う
もうすぐ始業時間やな…
＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿
『…チーノ』
「ん？どないしました？」
『アイス食べたい』
「ほんまですか？奇遇やな、俺も食べたいって思ってたんですよ」
外回り、俺はチーノと歩いて営業。
その合間にちょっとアイスが食べたくなった
今日は少し気温が高く、歩いているとじわじわと汗をかいてしまう
近くのコンビニに寄り、アイスを選ぶ
俺は氷菓子
レジに持って行くと、隣から手を出されもう1つアイスをレジに出された
『え？』
「ゴチになりま〜す」
『俺奢るとか一言も言ってへんで！？』
逃げるように外へ出たチーノ
ニヤニヤと笑い、俺を見て親指を立てている
その指逆さにして返すぞ
会計を済ませ、俺は外へ出た
『お前何ちゃっかり高いアイス買ってんねん、シバくぞ』
「可愛い後輩っすよ、ちょっとくらいええやんええやん」
『外回りして寄る度に言うやんそれ…』
日陰になってたベンチに座り、アイスを食べ始める
相変わらず美味しい
時間を確認するために片手にスマホを持って画面を見た
昼過ぎ。
ロック画面にはなんの通知も来ていない
非公式アカウントからの通知も、ゲームアプリの通知も何も。
…少しくらい来てくれてもええやんか
「…そういや先輩って兄弟いましたよね」
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むむ - ひょぇっ、、、、 (2020年11月21日 6時) (
レス) id: 3c7753e0a3 (このIDを非表示/違反報告)
アカツキ - うあああああ…めっちゃ泣きました。私四つ上の姉がいるんですけど何故かめっちゃ嫌われてて、だからこれ見て号泣しました。私をこんな風になれたらええなああああ (2020年10月26日 7時) (レス) id: 14cb33816d (このIDを非表示/違反報告)
りん - 私家族関係辛いのに弱くて…泣きました。 (2020年7月7日 7時) (レス) id: 4a20aa403e (このIDを非表示/違反報告)
みけくん - ああああ…完結おめでとうございますぅ…最後何度考えてもバトエンになってしまうのは何故だろう。 (2020年4月7日 9時) (レス) id: 7d25712d4e (このIDを非表示/違反報告)
レイ - 完結、おめでとうございます！いつも、楽しみにしていました。笑わせてくれてありがとうございました。これからもずっと、応援させていただきます。頑張ってください。 (2020年4月3日 13時) (レス) id: 99b0958fb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：何某
| 作成日時：2020年2月16日 21時
