#/40. ut side ページ40
パーカーに着替えて、出てきたいおちゃん
さっきまで笑顔も見せてくれへんかった
家の中からは母親のような声。
『…自分は夜男とあんな事こんな事やって飯食わせてもらってんのにな！ほんまアホらし』
さっきとは別人のように笑顔を見せて俺らと話してくれた
「…A大丈夫なん？」
『大丈夫やで、まだ生きてるし』
「中学とかってどうすんの？」
『さぁ、…でも私服OKやったから、…何とかしてはいる。義務教育やし』
「…せやなぁ」
『…』
「A」
ロボロがいおちゃんを呼んだ
何事も無かったかのように振り返るいおちゃん
ロボロ何言い出すん
そう思いながら見てればロボロが口を開いた
「2年間Aと話さへんでほんまにすまんかった」
謝罪だった
『…急にどないしたん、ちっこい脳みそ遂に潰れたん？』
「潰れてへんわ！
…クラスが変わって、2年間クラス替えも無くて、全く話さへんかったから…」
『…』
いおちゃんは笑顔のままロボロを見て嬉しそうにした
『俺今日皆が来てくれたから全部許すわ。あいつ以外は』
そう言って、笑顔のままシッマを見て「なぁ？」と楽しそうに笑っていた
いおちゃんが来てから一言も話さなかったシッマ
仲直りはできてへんみたいやった
「シッマ謝れよ…！」
「せやぞお前！関係悪化する一方やぞ！」
「…俺のペースで謝るわ…」
「なんやねんそれ…！！」
そんな会話を楽しそうに見ている
いおちゃんはエミさんとほんまに仲が良さそう
会話をしながらシッマをみてクスクスと笑っている
めっちゃいじめの主犯格みたいな笑い方してんでいおちゃん
それから、話題も変わりクラスでの話をしながら俺の家へ。
今日はみんなと歩いて帰りたい、そう言ったから迎えは来ない
「こいつさ、Aが悪く言われてたからそいつぶん殴ったんやで」
「ゾムお前っ！言うなや…！」
ゾムからそれを聞いたいおちゃんは、驚いた顔をしながらも嬉しそうに笑っていた
まだ喧嘩はしてるけど、殆ど仲直りしたようなもの
…こんな楽しい2年間を過ごしたかったな
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うんちっち - おえおえあああああああヴぁああああああいいいヴぇええええええﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ涙がああああ (2019年10月15日 22時) (
レス) id: 60f12b0c07 (このIDを非表示/違反報告)
何某(プロフ) - 餡バラードさん» ほんとにそれな (2019年10月14日 23時) (レス) id: 68c9bd79b0 (このIDを非表示/違反報告)
餡バラード(プロフ) - クラスの男子は怒られて、どうぞ (2019年10月14日 23時) (レス) id: b00f335520 (このIDを非表示/違反報告)
何某(プロフ) - ここの人達優しすぎて泣きそうです…、台風に気をつけてください…！！ (2019年10月13日 13時) (レス) id: 68c9bd79b0 (このIDを非表示/違反報告)
すい - 夜中の2時に読んで泣いてました() 僕もこんな友達が欲しかった！w (2019年10月13日 1時) (レス) id: 9e64178d6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：何某
| 作成日時：2019年10月1日 5時
