#/38. tn side ページ38
シッマが喧嘩した
3組のムードメーカーのような奴と。
ゾムから聞けば、「Aのことを悪く言われた」と。
喧嘩しながらもやっぱり気にしてたんやな
「そういやシッマってなんでAと喧嘩したん？」
「あー、それ聞いてへん」
俺らがそう話していると、エミさんが口を挟んだ
「Aくんは教えてくれたで」
…え、あいつ教えてくれたん？
てかいつ教えてもらったん？
「それ聞かしてくれへんか？」
「えー、どないしよ。Aくんに許可取ってへん」
「お願い！3人だけの秘密や！」
と、ゾムも手を合わせてお願いをしている
「…んー、嫌や。これでコネシマさんとの関係も悪化したら最悪やん」
いや、まぁ言い分には一理ある…けど！知りたいねん…！
なんで喧嘩したのか。
少しして、エミさんが思いついたことは「シッマに聞きに行こう」というものだった
＿＿＿＿＿
＿＿
「シッマ」
「あ、トンちや」
「ゾムもおる」
「おお、エミさんもおるやんけ」
1組に顔を出せばみんな揃って話していた
3人を呼んで結局5人でシッマの喧嘩した理由を聞くことに
場所を移動して階段の踊り場へ
「シッマってなんでAと喧嘩したんやったっけ？」
「え、あー…まぁ…なっ？」
「なっ？ちゃうやん、いい加減教えてくれてもええやろぉ？」
「ほんまや。忘れとったわ気になる」
「あー、喧嘩してたんやったな、それなのにAの事で掴み合いの殴り合いはおもろいな」
「俺が知ってるから教えてくれって2人に言われてんけど、流石にあれやからコネシマさんの口から聞きたいなぁって」
エミさんがそう言うと、皆が「教えろや」なんて脅している
やめたげて。この人心脆いんやから
「えー…いやあのー…自分でもね？あのー、分かってるんすよ。酷いこと言ったってのは、ええ」
「はよ教えろやぁ」
とゾムが野次を飛ばす
「せやぞー」
それに大先生が便乗
「…Aが去年高熱出した日、俺呼び止められたやん。
2人で話したりしててんけど…俺なんでか知らんけどAに説教し始めてん」
「酷いやつやな」
「いやほんまに酷いのは知ってんねん！
で、えーと最後に「悲劇のヒーローにでもなりたいんけ？」って言ったらAキレて…」
「えっ…いや…えっ？？」
「それ酷ない！？めっちゃ酷ない！？」
「うっわシッマサイテー」
「いやー、やっぱ心無いやつはちゃうなぁ！」
「何回聞いてもほんまに酷い」
皆茶化すように言葉を重ねる
流石にこれはAも怒る
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うんちっち - おえおえあああああああヴぁああああああいいいヴぇええええええﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ涙がああああ (2019年10月15日 22時) (
レス) id: 60f12b0c07 (このIDを非表示/違反報告)
何某(プロフ) - 餡バラードさん» ほんとにそれな (2019年10月14日 23時) (レス) id: 68c9bd79b0 (このIDを非表示/違反報告)
餡バラード(プロフ) - クラスの男子は怒られて、どうぞ (2019年10月14日 23時) (レス) id: b00f335520 (このIDを非表示/違反報告)
何某(プロフ) - ここの人達優しすぎて泣きそうです…、台風に気をつけてください…！！ (2019年10月13日 13時) (レス) id: 68c9bd79b0 (このIDを非表示/違反報告)
すい - 夜中の2時に読んで泣いてました() 僕もこんな友達が欲しかった！w (2019年10月13日 1時) (レス) id: 9e64178d6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：何某
| 作成日時：2019年10月1日 5時
