#/25. ut side ページ25
いおちゃんが倒れた
暖かい教室で『寒い』なんて。
授業中にふらつきそのまま意識が無くなった。
すぐに先生が保健室に運んで行った
俺らはそのあいだ自習。
授業が終わった頃、先生が戻ってきた
その瞬間、俺らは走って保健室に。
「走らない」
保健室の先生に怒られたけどそれどころじゃない
ベッドに近寄ると、いおちゃんが寝ていた
「高熱出しちゃってて。家に電話してもお母さんいないのか出なくて…」
「…そうなんや…」
「先生、A熱だけなん？」
「うん、熱だけだよ」
そうやって俺ら6人先生に質問攻め
その声にいおちゃんが反応した
静かにしんと…
『…あたま…いった…』
「…あっ、五百崎くん。ちょっと熱測って」
小さく呟いたいおちゃん
辛そうにしながら先生から体温計を受け取り測っていた
少しして静かな部屋にピピピ、と計測完了を知らせる音が響いた
『…』
「…うわ」
先生がそう呟いた
俺らは先生を囲んで体温計を覗いた
そこに見えた数字は『39.7度』
「…まじか」
「Aくん、大丈夫？」
「A、今日帰った方がええんちゃう？」
「ゾムお前、…家に帰ったら悪化するわ」
「…いおちゃんからしたら保健室が1番安全やろな…」
「俺らがおる時点で安全じゃないやろ」
なんてトントンに言われた
いやまぁ、確かに。
『…シッマ』
「えっ、俺？」
『おって、ここにおってくれ…』
いおちゃんはシッマを呼んで、ベッドの隣にある椅子を手首だけ動かして叩いた
シッマは驚いたように目を見開いている
「シッマずるいぞ、俺もおる」
「ゾム、2人にさせとき」
「ええなぁ、シッマええなぁ」
「大先生、戻るで」
「コネさん、Aの事よろしくなぁ」
「あ、おぉ、」
俺らは保健室から出て教室に。
シッマは保健室におるって先生に言わなあかんな
…ええなぁシッマ
でもなんでシッマなんかな
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うんちっち - おえおえあああああああヴぁああああああいいいヴぇええええええﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ涙がああああ (2019年10月15日 22時) (
レス) id: 60f12b0c07 (このIDを非表示/違反報告)
何某(プロフ) - 餡バラードさん» ほんとにそれな (2019年10月14日 23時) (レス) id: 68c9bd79b0 (このIDを非表示/違反報告)
餡バラード(プロフ) - クラスの男子は怒られて、どうぞ (2019年10月14日 23時) (レス) id: b00f335520 (このIDを非表示/違反報告)
何某(プロフ) - ここの人達優しすぎて泣きそうです…、台風に気をつけてください…！！ (2019年10月13日 13時) (レス) id: 68c9bd79b0 (このIDを非表示/違反報告)
すい - 夜中の2時に読んで泣いてました() 僕もこんな友達が欲しかった！w (2019年10月13日 1時) (レス) id: 9e64178d6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：何某
| 作成日時：2019年10月1日 5時
