作戦 ページ7
『…本当に大丈夫なんだな？』
「先生僕を誰やと思ってるんですか？輝かしい首席様ですよ？信じてくださいよ」
ぐちゃりとまた音が鳴る
ぐちゃりとまた何かを引きずる
それは何かを見つけたかと思うとぐちゃぐちゃと音をあげながら追いかける
咆哮は耳を劈き獲物に襲いかかる
獲物は1人
牙が首に食い込む
「そこや！！」
「いやぁ助かりましたわ、先生」
『全く、囮になると聞いた時は正気を疑ったぞ』
目の前にいたのは首を噛まれたロボロ…ではなくダミー人形だった
『まさか身代わり人形を持っているとはな』
「兄さんが渡してくれたんすよ、「お前も巻き込まれるかもしれないからな」って」
ダミー人形、通称身代わり人形は文字通り本物そっくりに動く人形だ
呪術界の最先端技術を注ぎ込んだ逸品な為数も少なく金額もバカでかい
流石天乃家と言った所か
本人は俺が展開した視覚遮断結界の中でダミーを操るというのが先程の流れだ
『対象を認識し続けるが本物に気づかないとはな、やはり式神式のロボか』
「それか…成れの果てっすかね」
『……』
追いかけてきた「何か」自体は既に消失し敵の結界も同じく消失しつつある
この感じならすぐ出られるだろう
「いやぁ今回は助かりました、身代わり人形があってもあの高度な結界は流石に僕も無理やったんで」
『お前ならすぐ身につけられるだろうが…この後すぐ事情聴取だろうし今はゆっくりしろ』
身代わり人形のデメリットは力の消費が激しく一瞬でも操作をミスればすぐバレる代物
それを成し遂げたんだから事情聴取に遅れてもバチ当たらんだろう
「はは…じゃあお言葉に甘えて」
寝息を立て始めたロボロを背負い洞窟から出る
「A！！」
『らっだぁか、遅かったな』
「外からの攻撃で中にいるお前達がどうなるかわからなかったんだから待機させられてずっと心配してたんやから嫌味は後な」
背負ったロボロごと抱きしめるらっだぁに後ろにいたばどきょーが説明をしてくれた
なるほど待機という名の圧ですね
こりゃ上もきな臭いな
『帰るぞ』
「もうちょっとだけ…」
『シバくぞ』
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レタス - めっっちゃ好きです！！性癖にド刺さりました…まじで神作品すぎますッ無理しない程度に更新頑張ってください！！！！！！ (2023年3月19日 2時) (
レス) @page8 id: b15cadbc9f (このIDを非表示/違反報告)
兆(プロフ) - 顔文字ちゃん(―ω―)さん» 暖かいお言葉ありがとうございます🥰はいこれからも気をつけて更新していこうと思います🙌 (2023年2月15日 23時) (レス) id: 9b683a0bf2 (このIDを非表示/違反報告)
顔文字ちゃん(―ω―)(プロフ) - とても好きな作品なので、更新再開嬉しいです！お身体の方、気を付けてこれからも頑張ってください！！ (2023年2月15日 19時) (レス) @page24 id: d7a3ddf76b (このIDを非表示/違反報告)
兆(プロフ) - ニャノこさん» ありがとうございます🥰 (2022年8月14日 15時) (レス) id: 9b683a0bf2 (このIDを非表示/違反報告)
ニャノこ - 初コメ失礼します。めちゃくちゃどタイプな話です。とっても面白いです！更新頑張ってください。 (2022年8月14日 15時) (レス) @page22 id: 7b98f51063 (このIDを非表示/違反報告)
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