悪役教師のアナザーストーリー

金の豚の独白 ページ34

俺の名前はばどきょー

らっだぁ達からはきょーさんとか呼ばれてる
何気にこの呼び名は気に入ってるがあいつらに言ったら絶対調子乗るから言わん


俺らは中学時代からずっと一緒や


みんな何かしら抱えているからこそずっと一緒にいれたんやろな


この時間がずっと続けばええなと思っていた




あいつが現れるまで




A・A


こいつが現れてかららっだぁはあいつにべったりだし

コンタミもらっだぁよりは頻繁じゃないがしれっと話す仲になってるし

どりみーも最近まで親の仇かってくらい睨んでいたんにあいつがいた教室を出てからあいつに懐いてたし

レウさんに関しては話した場面を見た事はないがなんか前より雰囲気柔らかくなってるしあいつ絶対隠し事してるやろ



みんなあいつに関わってる

まるで極上の蜜に誘われる蝶のように

あいつの周りに集まる


そして口々にみんなは言うんや


「いつかはわかる」と


なんやねんなにがわかるんや

ずっと5人で過ごしていた
1人は家の都合で離れてしまったが今でも連絡をとってる

いつかみんな俺の前から消えそうで怖い

だから生徒会にみんなで入ればまた中学時代のように過ごせると思った

レウさんは憧れの先輩もいるしすぐ了承
他2人も賛成してくれた

けどやっぱ

らっだぁは渋った


あいつが1番Aに執着しているしなんとなくこうなるんじゃないかとは思っていた

A家のやつだからとか、そうゆう術を使って魅了させたとか色々噂がまた出回っているらしいがまだ俺は正常だ


だから


俺は放課後あいつを呼び出す







なんでこうなったのかを知って俺は


あいつらを正気に戻すんや

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