悪役教師のアナザーストーリー

緑のおばけ ページ31

『………』
「...........」

こちらA今緑のおばけに壁ドンされてますどうぞ
俺の方が高いから緑のおばけは見上げた形になるため威圧なんかないが

『……何か話したらどうだ？言わないとわからないぞ、後腕をどかs「ﾔﾀﾞ」はいさいですか』

いやほんとになんで俺壁ドンされてんの？後こいつとは1回しか会ってないよな？？？確か名前は…みどりだったか？

「…ﾈｪ、ﾅﾝﾃﾞｲﾂﾓﾗﾀﾞｵﾄｲﾙﾉ？」

……は？

『なんでって…あいつが来るから』
「ﾗﾀﾞｵﾆﾅﾆｶｼﾀﾝｼﾞｬﾅｲﾉ？」

あ〜なるほどこいつ

『寂しんぼか』
「ﾁｶﾞｳｼ」

やだ可愛いかよ

「ｿﾚﾆ…ﾒｶﾞﾄﾞｳﾉｯﾃﾗﾀﾞｵｲｯﾃﾀｶﾗ」
『目？』

めって…あの目か？
けどなんで目なんか…ただの黒目なだけなのに



けどやっぱりあいつが原因かよ！！！！
あいつと一緒にいない方が平和なのでは？

それに確かあれよな、仲良いメンバーは生徒会賛成なのに？らっだぁが生徒会渋るのが俺が原因で？しかも毎日俺の方に遊びに行くから？嫉妬すると？ほーん


良い仲間持ってんじゃんあいつ



『…正直なんでらっだぁが俺に絡みに来るのかはわからないし俺がなにかしたわけでもないし、目のことは知らんが…けどあいつ毎回お前達のことを話すんだよ、嬉しそうにな。だからさ、もうちょい自分に自信持てよ』



緑の目には常に不安と自己嫌悪の色があった
だからこそ、知って欲しいと思った
あいつもちゃんとお前のこと大事にしているよと




「………ｿｳｶﾅ」
『俺が言うんだから間違いない』
「ｽｺﾞｲｼﾞｼﾝ」

緑は目を逸らしたけど不安の色から期待の色に変わっていた


「……ﾅﾝﾃﾞｱﾀﾏﾅﾃﾞﾃﾙﾉ?」
『…すまんつい』


男に可愛いと言うのは嫌がると思うから言わないが可愛い…これが推しを見つけたヲタクの気持ち？


『らっだぁについては俺が言ってやるから心配すんな』
「ﾍﾞﾂﾆｼﾝﾊﾟｲｼﾃﾅｲｼ、ｿﾚﾆｲｲﾔﾓｳﾜｶｯﾀｶﾗ」

わかった？

『何を？』
「ｵｼｴﾅｰｲ」

じゃあねと緑は言って教室から出ていった






嵐のようなやつだったな











「ﾅﾙﾎﾄﾞﾈ…ｱﾚｶﾞﾗﾀﾞｵｸﾝｶﾞｲｯﾃﾀ目…」

「どりみー？らっだぁが探しに…なんかあったか？様子が変やけど」
「ﾅﾝﾓﾅｲﾖｷｮｰｻﾝ、ﾊﾔｸｲｺ」

多分コンちゃんも恐らくレウさんもあの目を見たんだ…
きょーさんもいつか…

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