悪役教師のアナザーストーリー

プチ旅行 ページ25

あれから1週間
2人で課題を終わらし対戦ゲームからボードゲームまで家にあるゲームで遊び尽くした
らっだぁが頭良いのは意外だった

そして8月

今日から母の故郷である東洋に行くことになった。
らっだぁは東洋に行くのは初めてらしく朝から元気にはしゃいでいた

「荷物もったかしら？」
麦わら帽子を被った母が扉を開く

rd「準備万端っすよ〜」
『こっちは大丈夫、父さんは？』

「父さんは逃げていた仕事に追われて今回はお留守番よ」

まじかよ父さん

ni「みんな〜船に乗って〜」

遠くから兄さんの声が聞こえる

「それじゃ！行きますか！！」
rd「いえーい！」


朝からこのテンション疲れないのかな



やって参りました東洋の国 「和国」
ちなみにらっだぁは船酔いでダウン中

rd「ｳﾞぅ…気分悪…A〜助けて〜」
『だから今お前が要望した膝枕をしてやっているんだろが』

らっだぁが気分悪いと言い出し小部屋に連れてったまでは良かった、膝枕を要求するまでは

何が悲しくて野郎に膝枕しなきゃならねぇんだ

rd「文句言ってないもん」
『もんとか言うな気持ち悪い』
rd「ひっどぉ！！」


和国の町は前世の江戸に似た風景で安心する

…あれさえなきゃなぁ



俺たちというよりらっだぁに対して疑心の目を向ける周りの人
ほんと鎖国ってんなぁ

rd「俺なんかした？」
『安心しろ平常運転だ』

気にしちゃ終わりだ


rd「てかなんで俺ら東洋に来たんだ？」
『今更すぎるな、毎年この時期は母の実家に帰らなきゃいけないんだ。父と結婚するときそれが条件だったらしくてな、まぁ俺らはある程度したら暇にはなるから近くの観光名所を巡ったら良いさ』

rd「そうなんだね〜初めての和国だし色々見たいなぁ」




こいつ浮かれすぎて聞いてなかったな

神社と甘味→←夜更け

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す