巻き込まれたくない俺が孤高な悪役目指したら教師になってた話する？

200人感謝祭 HAPPY HALLOWEEN 1 ページ34

『なんで俺がこんな目に…』

今日はハロウィンの日まさかこの世界にもあるとはな…まぁ乙女ゲーだとこうゆうイベントは必須だろう

が、なぜ俺まで仮装しなくてはいけないんだ！！！

rd「似合ってんじゃん可愛いよA』
『噛み殺してやろうか』

そう、今俺は黒い化け猫の仮装をさせられている

この青猿のせいで



数刻前
rd「ねぇねぇ、久々にみんなハロウィンで仮装しね？」
『面倒却下』
bd「即答すぎん？？？」
md「けど楽しそう」
ru「仮装とか学生以来じゃない？」
cn「あの時は仮装どころじゃなかったけどね」

学生時代もらっだぁが仮装に参加しようと誘いまさかの事件に巻き込まれるということがありこの世界って某名探偵の世界かと確認したのは良い思い出だまったく

rd「だから今回は家でやろうよ！みんなで部屋飾ってピザとか頼んでさ！」

…すっごいウッキウッキしてんな…猿だけに

ru「やるのはいいけど誰の家でする？」
rd「別に俺ん家でも良いよ〜」
『こいつは何しでかすかわからんからやるなららっだぁ以外で』
rd「Aさん？？？？？？」

cn「ならもうAの家で良いんじゃない？」
ru「賛成〜」
『…きちんと片付けるなら良いぞ』
rd「なんだや〜っぱりハロウィンやりたかったんじゃんA、大丈夫Aが懸念することな〜んにもないからさ！」
『はっ倒すぞ』

とまぁこんな感じでハロウィンの飾り物を買ったりピザ頼んだり仮装の衣装を揃えたりとしていたが

『仮装の衣装はジャンケン？』
bd「これ以外他なかったんや、だから買った順に取ってな」

とあれよあれよジャンケンしたらまさかの最下位
残った猫の衣装を着させられたというわけだ

ちなみに
らっだぁ 人狼
緑 白いおばけ(いつも通りでは？)
レウ 魔法使い
コンタミ キョンシー
きょー 吸血鬼

となっている

みんなイケメンな為様になってて顔面蹴り飛ばしたくなるのはお愛嬌

10/31 P.M 20:21

rd「ぷはー！！やっぱビールは良いねぇ〜」
『言い方がじじ臭いな』
rd「なんだとー？」
cn「いやぁでも美味しいよね〜ピザとかも熱々だし」
ru「体に染みるぅぅ」
md「ｳﾏｳﾏ」
bd「あ"ぁ"〜疲れた疲れた」

仮装しているだけでただの飲み会では？

『で、なんでまたいきなり仮装しようになったんだらっだぁ』

ビールを飲んで若干赤くなった顔が視界に移る

rd「ん〜思い出作りかな」

その顔はまるでアリスを誑かすチェシャ猫の笑みのようだった

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